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HomeKit(Appleホームアプリ)対応のおすすめ製品まとめ|Appleで組むスマートホーム家電にはどんな種類がある?

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Appleホームは、照明やエアコン、カーテン、玄関の鍵、カメラなどを、iPhoneの「ホーム」アプリやSiriからまとめて操作するための仕組みです。メーカーが異なる製品でも、対応していれば同じ画面から操作や自動化を行えます。

製品を探していると、「HomeKit対応」「Appleホーム対応」「Matter対応」といった表記が見つかります。HomeKitはApple製品との連携に使われてきた仕組みで、Matterは異なるメーカーやプラットフォーム間の互換性を高める共通規格です。どちらもAppleホームで使えますが、接続方法や必要なハブ、利用できる機能は製品ごとに異なります。

この記事では、日本向けに案内・販売されているAppleホーム対応製品から、暮らしの目的別に代表的な16製品を紹介します。

通信方式や必要機器、Appleホームで使える機能、登録台数の目安もあわせてまとめるため、自宅の環境に合う製品を比べる際の参考にしてください。

目次

Appleホーム対応製品を選ぶときに知っておきたい4つのこと

Appleホーム対応という表記だけでは、追加機器の有無や使える機能までは分かりません。暮らしの中で実現したいことを決めたうえで、対応規格、通信方式、必要なハブ、メーカーアプリとの機能差を見ていくと、自宅に合う製品を選びやすくなります。

暮らしの中で自動化したいことを決める

暮らしの目的からHomeKit対応製品のカテゴリを逆引き(図式化はAIによる生成)

「夜に照明をまとめて消したい」なら照明、「帰宅前にエアコンを操作したい」ならスマートリモコンというように、実現したいことから製品の種類を絞ると選択肢が整理されます。

初めて導入する場合は、照明、プラグ、開閉センサーなど、通信が一時的に途切れても生活への影響が比較的小さい製品が試しやすいでしょう。

HomeKit純正対応とMatter対応(HomeKit連携)の違いを知る

HomeKit対応とMatter-HomeKit対応の違い(図式化はAIによる生成)

Appleホームで使える製品には、「HomeKitの仕組みで直接連携する製品」と、「共通規格のMatterを通じてHomeKitと連携する製品」の2パターンがあります。

ややこしいのですが、ここでは、HomeKitの仕組みで直接連携する製品=HomeKit純正対応、共通規格のMatterを通じてHomeKitと連携する製品=Matter対応とします。どちらか一方が上位という関係ではなく、連携できるサービスの広さと、利用できる機能の範囲に違いがあります。

登録方法はよく似ています。HomeKit純正対応製品はAppleホームの設定コード、Matter対応製品はMatterコードをホームアプリで読み取り、画面の案内に沿って追加します。そのため、登録のしやすさだけで大きな優劣があるわけではありません。

HomeKit対応製品は、Appleホームとの連携を前提に設計されています。対応する製品では、HomeKitセキュアビデオなどのApple独自機能を利用できることがメリットです。

Matter対応製品は、Appleホームに加え、Google HomeやAmazon Alexaなど、ほかのスマートホームにも共有しやすいことが特徴です。家族にAndroidユーザーがいる場合や、将来ほかのサービスを併用する可能性がある場合にも選択肢を残せます。

Apple製品だけでスマートホームを構成し、HomeKitセキュアビデオなどの機能を重視する場合は、使いたいApple独自機能への対応が明記された製品が向いています。Android端末やほかのスマートホームとの併用も考える場合は、Matter対応が有力な選択肢です。

このような細かな違いはありますが、近年日本で流通するのはほとんど「Matter対応製品」が主流となっており、そこまで大きな違いはないので、これからは「Matter対応製品」を主に考えると良いです。

このあたりの歴史的な経緯は以下の記事にまとめています。

3. Wi-Fi・Thread・ブリッジ接続の違いを知る

Wi-Fi・Thread・ブリッジの接続方式の違い(図式化はAIによる生成)

通信方式は、操作の安定性や追加機器の有無に関わります。Matterは製品同士を連携しやすくする共通規格であり、実際の通信にはWi-FiやThreadを使うほか、メーカー製ブリッジを経由する製品もあります。

スクロールできます
通信・接続方式接続のしかたメリット購入前に知っておきたいこと
Wi-Fi製品が家庭のルーターへ直接つながるメーカー製ハブが不要な製品が多く、導入しやすい台数が増えるとルーターへの負担が増える。2.4GHz帯だけに対応する製品も多い
BluetoothiPhoneやメーカー製ハブと近距離でつながる消費電力が小さく、センサーや後付け機器に向く外出先からの操作には、近くにホームハブやメーカー製ハブが必要になる場合がある
Thread対応機器同士が網目状につながり、Threadボーダールーターを通じてAppleホームへ接続する低消費電力で応答が速く、機器が増えると通信経路を補いやすい対応するHomePodやApple TVなど、Threadボーダールーターになる機器が必要
メーカー製ブリッジZigbeeやBluetooth対応製品を、Hue BridgeやSwitchBotハブなどがAppleホームへ橋渡しする多数の子機をまとめやすく、Wi-Fiへ直接つなぐ製品数を抑えられるブリッジの購入費と設置場所が必要。登録できる台数や公開できる機能は製品ごとに異なる

外出先からの操作や家族との共有、自動化、Matter機器の利用には、HomePodやApple TVなどのホームハブが必要になる場合があります。

また、Hue Bridge、DIRIGERA、SwitchBotハブ、CANDY HOUSE Hub3などはメーカー側の機器で、Appleのホームハブとは役割が異なります。両方が必要な製品もあるため、製品本体以外の費用まで含めると予算を立てやすくなります。

このような違いはありますが、一般的にスマートホーム製品は「Wi-Fi」「Bluetooth」によって接続するものが多いです。もし、Threadの応答速度を重視する場合は、Matter-HomeKit対応の中でもそれに対応する製品を選ぶと良いです。

4. Appleホームとメーカーアプリで使える機能を比べる

Appleホームには、点灯・消灯、調光、開閉、施錠・解錠、センサー状態など、家族が日常的に使う操作をまとめられます。

一方、ファームウェア更新、校正、履歴、独自シーン、AI認識、掃除マップなどは、メーカーアプリでしか使えない場合があります。

Appleホーム対応であっても、メーカーアプリの全機能がホームアプリへ移るわけではありません。よく使う操作がAppleホームに対応していることに加え、設定や手入れの際にメーカーアプリが必要かどうかも意識しておきましょう。

照明・スマートプラグのおすすめ製品

照明やスマートプラグは、Appleホームを初めて使う人にも取り入れやすい製品です。Wi-Fiで直接つながる製品、Threadを使う製品、専用ブリッジで複数台をまとめる製品があり、それぞれ追加機器や増設のしやすさが異なります。

Nanoleaf Elements|壁を彩る木目調のライトパネル

Nanoleafは、木目調の六角形パネルを壁へ組み合わせて設置するHomeKit対応の装飾照明です。

2.4GHz帯のWi-Fi経由でAppleホームへ直接追加できるため、別売りのメーカー製ハブは必要ありません。ホームアプリでは点灯・消灯や調光などの日常操作をまとめられます。

部屋全体を明るくする主照明というより、壁面のアクセントや落ち着いた間接照明を作りたい人に向いています。

Nanoleaf Elementsの設置・使用イメージ
筆者の自室では、Nanoleaf Elementsを利用しています。いくつかラインナップがありますので、部屋に合うものを選んでみてください。

初めて導入する場合は、コントローラーと電源を含むスターターキットが必要です。

標準の42W電源1台でつなげられるパネルは最大22枚、コントローラー1台では最大80枚まで対応します。23枚以上に広げる場合は追加電源が必要になるため、壁の広さと電源コードの経路を含めてレイアウトを考えると安心です。

Appleホームでは点灯・消灯や調光を操作でき、Nanoleafアプリではシーン、タッチ操作、音楽連動などを設定できます。木目の向きやパネル間の隙間も見た目に影響するため、貼り付け前に床で配置を試すと安心です。

Philips Hueライト+Hue Bridge|照明を複数部屋へ広げやすい

Philips Hueは、対応ライトとHue Bridgeを組み合わせる照明システムです。Hue Bridge 1台には最大50個のライトと12個のアクセサリーを追加できるため、複数の部屋へ照明を広げたい家庭にも向いています。

ライトとHue Bridgeの間は、低消費電力の機器を多数つなぎやすいZigbeeで通信し、Hue BridgeはLANケーブルで家庭のルーターへ接続します。

Appleホームでは点灯・消灯、調光、対応ライトの色変更などを扱えます。ライトを1台ずつWi-Fiへ接続しないため、台数を増やしても家庭のWi-Fiを圧迫しにくい点がメリットです。

※QRコードの箇所にはモザイク処理を行っています。
※QRコードの箇所にはモザイク処理を行っています。

エンターテインメント同期や一部の演出は、Hueアプリや専用機器側に残ります。Appleホームを日常操作、Hueアプリを演出や更新に使うと役割が分かりやすくなります。

IKEA KAJPLATS+DIRIGERA|低予算から照明を増やしやすい

IKEAのKAJPLATS(カイプラッツ)は、Matter over Threadに対応するスマートLED電球です。

E17/E26、調光・調色、カラー対応など複数の選択肢があり、必要な場所から少しずつ増やせます。Threadに対応するHomePodやApple TVが自宅にあれば、Appleホームへ直接追加する構成も選べます。

IKEA Home smartアプリで照明をまとめて管理したい場合は、DIRIGERA(ディリフィエラ)ハブを組み合わせます。

DIRIGERAは最大100台の光源や操作機器を登録できます。

<アフターその1>電球の温かみある光で雰囲気ががらりと変化した洗面所
電球の温かみある光で雰囲気ががらりと変化した洗面所
同梱されているケーブルでルーターと接続して使う
同梱されているケーブルでルーターと接続して使う

壁スイッチで電源を切ると、スマート電球はアプリやリモコンからの操作を受け付けられません。家族が普段使うスイッチを残しつつ、操作方法をそろえることが大切です。

SwitchBot プラグミニ(JP)HomeKit対応|コンセントを直接オン・オフ

SwitchBot プラグミニ(JP)HomeKit対応は、メーカー製ハブなしでAppleホームへ追加できるWi-Fi/Bluetooth製品です。

照明など、通電すると元の状態へ戻る家電の給電をホームアプリへまとめたい人の候補になります。

家電の主電源との間に中継させて、スマホから主電源のオンオフをする製品です。

この製品はHomeKitでAppleホームへ直接連携する従来型の製品です。Matter対応をするには、SwitchBotハブミニなどのハブ製品が必要となります。

スマートプラグが操作するのは家電の機能ではなく、電気を供給するか止めるかです。通電すると自動で元の状態へ戻る照明などには向きますが、ヒーターや電気ケトルのように遠隔操作が危険な機器には使えないため、注意してください。

スマートリモコン・スマートハブのおすすめ製品

スマートリモコンは、赤外線リモコンで動くエアコンやテレビをAppleホームへまとめたい場合に役立ちます。

スマートハブは、BluetoothやZigbeeでつながる子機をMatter経由で公開する役割も持つため、登録できる台数と対応製品の範囲が選択材料になります。

Nature Remo Lapis|多くの赤外線家電と温湿度をまとめたい

Nature Remo Lapisは、スマートホーム界でベストセラーのNature社のスマートリモコンです。

2.4GHz帯のWi-Fiへ接続し、赤外線家電をMatter経由でAppleホームへ橋渡しします。Appleホームへ登録できる家電は最大20台で、nanoの最大3台より多くの家電をまとめられます。

Lapisは温度・湿度センサーを備え、Natureアプリでは室内環境を利用した節電機能やオートメーションも使えます。Appleホームへ連携する赤外線家電の基本操作と、Natureアプリに残る温湿度や節電関連の機能には違いがあります。赤外線が家電まで届く設置場所を確保できるかも、使いやすさに影響します。

リビングボードに自然に溶け込むLapis
リビングボードに自然に溶け込むLapis

赤外線家電は、純正リモコンで操作した結果をスマートリモコンへ返せない場合があります。そのため、アプリ上では電源が切れていても実際には動いているなど、表示と実機の状態がずれることがあります。エアコンなどの状態表示を重視する場合は、リモコン信号の受信や状態同期に対応しているかが選択材料になります。

SwitchBot ハブ3|赤外線家電とMatter機器を本体から操作

SwitchBot ハブ3は、赤外線リモコン、BluetoothでつながるSwitchBot製品のハブ、Matter対応機器の操作パネルを1台にまとめた製品です。

本体は2.4GHz帯のWi-Fiへ接続します。ダイヤルと画面を備え、スマホを開かずにエアコンや登録したシーンを操作したい人に向いています。

リビングに設置したSwitchBotハブ3。スマートホームの要として使っている
リビングに置いたSwitchBotハブ3。赤外線家電とSwitchBot製品をまとめる要になる

SwitchBot製品や対応する赤外線家電は、最大30台までMatter経由でAppleホームへ連携できます。

また、ホームアプリへ登録済みの他社Matter機器を使ったオートメーションシーンも最大30個まで本体から実行できます。

Aqaraスマートリモコン M3ハブ|MatterとAqara子機をまとめる

Aqara M3ハブは、Matterコントローラー、Threadボーダールーター、Matter/HomeKitブリッジ、赤外線リモコンなど複数の役割を持つスマートハブです。

2.4GHz/5GHz帯のWi-Fiに加えて有線LANやPoE給電にも対応し、設置環境に合う接続方法を選べます。

Zigbee子機はM3へ最大64台まで直接接続でき、コンセントや壁スイッチなどの中継機器を含む構成では最大127台まで広げられます。

そのため、Appleホーム側にブリッジ・連携して登録できる台数も、基本的にはこのハブの最大接続数である最大127台が上限の目安となり、多くの家電やデバイスをAppleホームに登録できることが大きな特徴です。

AqaraのZigbee子機をAppleホームへ橋渡ししたい人や、Aqaraホームへ対応する他社Matter機器もまとめたい人に向いています。

ただし、赤外線家電やサードパーティ製Matter機器は、Aqara Homeでは操作できてもAppleホーム側でその家電・機器用の操作インターフェースが用意されていないために、そのまま登録できない場合もありますので注意してください。

カーテン・センサー・スマートロックのおすすめ製品

カーテンや開閉センサーは、時間帯や人の動きに合わせた自動化へ広げやすい製品です。スマートロックは玄関の利便性を高められますが、対応するドアの形状、必要なハブ、電池切れや通信障害時の解錠方法まで含めて選ぶと安心です。

SwitchBot カーテン3|今のカーテンを後付けで自動化

SwitchBot カーテン3は、既存のカーテンレールへ後付けする製品です。

カーテン3とSwitchBotハブはBluetoothで通信し、ハブがMatterブリッジとしてAppleホームへつなぎます。

ハブ2では最大8台、ハブ3ではMatterへ最大30台登録でき、ほかのSwitchBot製品や赤外線家電と共有します。2台のカーテン3をグループ化した場合は、1台分として数えられます。

このように、デバイスをカーテンレールに取り付けて、そのモーター駆動でカーテンをスマホなどから開け閉めします。(自動も可能です)
SwitchBotハブのサブデバイスとして、SwitchBotカーテン3がAppleホームに登録されている様子です。

Appleホームではカーテンの開閉などを日常的に操作できます。

静かにゆっくり動かすQuietDrift、移動範囲を覚えさせる校正、複数台のグループ化はSwitchBotアプリで設定します。

カーテンレールへの適合に加え、電池切れや通信障害が起きても手で開閉できることが購入時の安心材料になります。

Aqara開閉センサーP2|窓やドアの開閉を自動化に使う

Aqara開閉センサーP2は、Matter over Threadに直接対応する電池式センサーです。

Threadボーダールーターとして動作するHomePodや対応するApple TVがあれば、Aqara製ハブを経由せず、1台のMatterアクセサリとしてAppleホームへ追加できます。

本体側面のMatterロゴ
本体側面にはMatterのロゴが入っています。
※Matterセットアップコードはぼかしを入れています。

Appleホームでは開閉状態を確認し、「ドアが開いたら照明をつける」といった自動化に利用できます。設置面の段差や本体とマグネットの間隔、電池交換のしやすさが、長く使ううえでの選択材料になります。

SESAME 6 Pro mini+CANDY HOUSE Hub3|狭い場所にも付けやすい

SESAME 6 Pro miniは、本体幅を抑え、ドア枠との隙間が狭い場所への設置にも配慮した後付けスマートロックです。

Appleホームへつなぐ場合は、別売りのCANDY HOUSE Hub3を組み合わせます。ロックとHub3はBluetoothで通信し、Hub3は2.4GHz帯のWi-FiとMatterを使ってAppleホームへ橋渡しします。

CANDY HOUSE Hub3が同時接続できる機器は最大6台で、SESAMEシリーズのロックやBotなどは最大5台まで連携できます。

Matter経由でAppleホーム、Google Home、Amazon Alexaを利用できますが、初代WiFiアクセスポイントやWiFiモジュール2はこのMatter連携には使えません。

Appleホームでは施錠・解錠などの基本操作をまとめられます。誰が操作したかを確認する履歴、通知、QRコードによる鍵の共有はSESAMEアプリで利用するため、家族や来客へ鍵を渡す機会が多い家庭ではメーカーアプリも残しておく必要があります。

SwitchBot ロックUltra|電池切れ対策とSwitchBot連携を重視

SwitchBot ロックUltraは、玄関ドアの室内側へ後付けするスマートロックです。Appleホームへつなぐ場合は、Hub 2やハブ3など、Matterブリッジに対応するSwitchBotハブを組み合わせます。

ロックUltraはハブのMatter連携枠を1台分使うため、ほかのSwitchBot製品も連携する場合は、Hub 2の最大8台またはハブ3の最大30台という上限が選択材料になります。

Appleホームでは施錠・解錠と状態確認などの基本操作を扱い、履歴、通知、オートロック、夜間向けの動作設定などはSwitchBotアプリで管理します。

iPhoneやApple Watchを鍵へかざして解錠するAppleホームキーには対応していないため、タッチ操作を重視する場合は顔認証パッドや指紋認証パッドなどの周辺機器も含めて比べる必要があります。

SwitchBotロックUltraを玄関ドアに取り付けた状態
実際に玄関ドアへ取り付けたSwitchBotロックUltra。後付けタイプですが、黒い本体はドア内側で比較的なじみます。

メインバッテリーに加え、予備電池と緊急解錠手段を備える点が特徴です。

顔認証パッドや指紋認証パッドなどの周辺機器も選べます。玄関の形状、サムターンへの適合、ハブまでの通信、屋外側の解錠方法を一式で確認してから購入しましょう。

カメラ・ドアベル・ロボット掃除機のおすすめ製品

カメラやドアベルは、Appleホームで映像や通知をまとめられる一方、録画にはホームハブとiCloud+が必要です。ロボット掃除機はMatter対応によってホームアプリから操作できるようになりましたが、地図や部屋指定などの細かな清掃設定はメーカーアプリで利用します。

AqaraスマートカメラG3ハブ|室内見守りとAqaraハブを兼用

AqaraスマートカメラG3ハブは、HomeKitセキュアビデオ対応カメラです。Wi-Fi 2.4GHz/5GHzに対応し、Aqara子機をつなぐZigbee 3.0ハブも兼ねます。

Appleホームではライブ映像を確認でき、ホームハブとiCloud+があればHomeKitセキュアビデオへ録画できます。登録できるカメラは50GBプランで1台、200GBプランで最大5台、2TB以上のプランでは台数無制限です。この上限はG3だけでなく、同じホームで録画する対応カメラ全体で共有します。

Appleホームアプリ側でもライブ映像が確認できるようになる
Appleホームアプリ側でもライブ映像が確認できるようになる

G3本体は2Kセンサーを備えますが、HomeKitセキュアビデオでの録画は1080pです。

Appleホームではカメラの向きを動かすパン/チルト操作を利用できず、顔、ジェスチャー、ペットの認識や赤外線リモコン機能もAqara Homeアプリで使います。

AqaraスマートビデオドアベルG4|玄関映像とApple機器への通知

AqaraスマートビデオドアベルG4は、HomeKitセキュアビデオ対応のドアベルです。電池または有線給電の屋外子機と、屋内チャイムリピーターを組み合わせます。

Appleホームでは映像、通知、双方向通話に対応し、Apple TVで来訪者の映像を見ることもできます。

録画にはiCloud+とホームハブが必要で、G3と同じく50GBで1台、200GBで最大5台、2TB以上で台数無制限という枠をほかのHomeKitセキュアビデオ対応カメラと共有します。

HomeKitのストリーミングと録画タイミング設定
ストリーミングと録画のタイミングを在宅・不在で切り替えられる

Aqara独自クラウド、microSD、HomeKitセキュアビデオは、それぞれ保存場所や閲覧方法が異なります。玄関前のどこまで映るか、映像を何日残したいか、家族の誰が録画を見られるようにするかまで考えると、必要な保存方式を選びやすくなります。

SwitchBot ロボット掃除機 K11+|ホームアプリから直接操作

SwitchBot ロボット掃除機 K11+はMatterに対応し、別売りのSwitchBotハブを使わず、1台のMatterアクセサリとしてAppleホームへ直接追加できるロボット掃除機です。(K11+自体が直接Wi-Fi経由でMatter(Matter over Wi-Fi)通信を行える仕組みになっています。)

掃除機と自動ゴミ収集ステーションがコンパクトで、設置スペースを抑えたい人にも向いています。

この狭いスペースに収まるロボット掃除機は「SwitchBot ロボット掃除機K11+」だけ。

ホームアプリ、Siri、Apple Watchから清掃を始めるなど、日常的な操作をAppleホームへまとめられます。ただし、部屋の地図、清掃する部屋の指定、吸引力、消耗品の管理はSwitchBotアプリで行うため、ホームアプリだけですべての清掃設定が完結するわけではないため注意してください。

市販の使い捨てお掃除シートを装着して水拭きできる点も特徴です。使えるシートの大きさ、床材との相性、乗り越えられる段差、ステーションを置くための寸法が自宅に合うかどうかも、購入前に見ておきたいポイントです。

よくある質問

Appleホーム対応製品を選ぶ際に迷いやすい、最初の製品、赤外線家電、スマートロックのハブ、メーカーアプリの必要性についてまとめます。

初めてなら、どのAppleホーム対応製品から始めるとよいですか?

照明、スマートプラグ、開閉センサーなど、通信が一時的に途切れても生活への影響が比較的小さい製品が始めやすいでしょう。まず1部屋で使ってみると、ホームアプリの操作や家族にとっての使いやすさを確かめてから広げられます。

赤外線リモコンの家電もAppleホームで使えますか?

Nature Remoや対応するスマートハブを経由すれば、エアコンや照明などの赤外線家電をAppleホームへ公開できる場合があります。公開できる家電種類、台数、操作項目は製品ごとに異なります。

SESAME 6 Pro miniとSwitchBot ロックUltraには、どのハブが必要ですか?

SESAME 6 Pro miniにはCANDY HOUSE Hub3、SwitchBot ロックUltraにはMatterブリッジ対応のSwitchBotハブが必要です。SwitchBotとCANDY HOUSEはどちらも「Hub3」という名称を使っていますが、相互に代用はできません。

SwitchBot K11+は別売りのSwitchBotハブが必要ですか?

別売りのSwitchBotハブは必要ありません。K11+はMatter機器としてAppleホームへ直接追加できますが、Appleホーム側にはMatter対応のホームハブが必要です。ホームアプリでは日常的な清掃操作を使い、地図や部屋指定などはSwitchBotアプリで設定します。

メーカーアプリは削除してよいですか?

メーカーアプリは残しておくと安心です。ファームウェア更新、校正、履歴、掃除マップ、AI認識、独自シーンなどはメーカーアプリに残る場合があり、設定変更やトラブル時にも使います。

まとめ|通信方式と必要なハブを表で整理

Appleホーム対応製品には、照明からスマートリモコン、カーテン、センサー、鍵、カメラ、掃除機まで幅広い選択肢があります。これから新しく購入する場合は、Apple以外のプラットフォームとも連携しやすいMatter対応が有力な候補になります。

製品名や対応ロゴだけで決めず、Wi-FiやThreadなどの通信方式、メーカー製ブリッジとAppleのホームハブの必要性、Appleホームで使える機能まで比べると、購入後の行き違いを減らせます。とくにスマートハブとスマートロックは、登録台数や対応製品の範囲がメーカーごとに異なります。

最後に、今回紹介した16製品について、通信方式、必要な機器、登録台数の目安、Appleホームで使える主な機能を表にまとめました。

スクロールできます
カテゴリ/製品通信・接続方式追加で必要な機器登録台数などの目安Appleホームで主に使う機能向いている人
照明/Nanoleaf ElementsHomeKit、Wi-Fiスターターキットのコントローラーと電源電源1台で最大22枚、コントローラー1台で最大80枚点灯・消灯、調光壁面をインテリア照明で演出したい人
照明/Philips Hue+Hue BridgeZigbee→Hue Bridge→LANHue Bridge最大50個のライト、12個のアクセサリー点灯・消灯、調光、色変更照明を複数部屋へ広げたい人
照明/IKEA KAJPLATS+DIRIGERAMatter over ThreadThreadボーダールーター。IKEA Home smartを使う場合はDIRIGERADIRIGERAは照明・操作機器を最大100台点灯・消灯、調光、色変更低予算から照明を増やしたい人
プラグ/SwitchBot プラグミニ(JP)HomeKit対応HomeKit、Wi-Fiなし1台ずつAppleホームへ直接登録オン・オフ家電への給電を直接操作したい人
スマートリモコン/Nature Remo nanoWi-Fi、MatterブリッジAppleのホームハブ赤外線家電を最大3台対応家電の基本操作少数の赤外線家電をまとめたい人
スマートリモコン/Nature Remo LapisWi-Fi、MatterブリッジAppleのホームハブ赤外線家電を最大20台対応家電の基本操作多くの家電と温湿度をまとめたい人
スマートハブ/SwitchBot Hub 2Wi-Fi/Bluetooth、MatterブリッジAppleのホームハブサブデバイスを最大8台対応子機・赤外線家電の基本操作少数のSwitchBot製品をまとめたい人
スマートハブ/SwitchBot ハブ3Wi-Fi/Bluetooth、MatterブリッジAppleのホームハブSwitchBot製品・赤外線家電を最大30台対応機器・シーンの操作本体の画面やダイヤルからも操作したい人
スマートハブ/Aqara M3ハブWi-Fi/LAN、Zigbee/Thread、MatterブリッジAppleのホームハブZigbee子機は直接最大64台、中継機器を含め最大127台対応する子機の基本操作Aqara子機とMatter機器をまとめたい人
カーテン/SwitchBot カーテン3Bluetooth→SwitchBotハブ→MatterHub 2またはハブ3などハブの上限を共有。2台のカーテンをグループ化すると1台分開閉今のカーテンを後付けで自動化したい人
センサー/Aqara P2Matter over ThreadThread対応のホームハブ1台ずつMatter機器として直接登録開閉状態、通知、自動化窓やドアの開閉を自動化に使いたい人
スマートロック/SESAME 6 Pro miniBluetooth→CANDY HOUSE Hub3→MatterCANDY HOUSE Hub3とAppleのホームハブHub3は最大6台、SESAMEシリーズなどは最大5台施錠・解錠狭い設置場所にも後付けしたい人
スマートロック/SwitchBot ロックUltraBluetooth→SwitchBotハブ→Matter対応するSwitchBotハブとAppleのホームハブHub 2は最大8台、ハブ3は最大30台の枠を共有施錠・解錠、状態確認電池切れ対策とSwitchBot連携を重視する人
カメラ/Aqara G3ハブWi-Fi、HomeKitセキュアビデオ録画にはホームハブとiCloud+50GBは1台、200GBは5台、2TB以上は無制限ライブ映像、条件を満たした場合の録画室内見守りとAqaraハブを兼ねたい人
ドアベル/Aqara G4Wi-Fi、HomeKitセキュアビデオ屋内チャイムリピーター。録画にはホームハブとiCloud+50GBは1台、200GBは5台、2TB以上は無制限映像、通知、双方向通話玄関の通知をApple機器で受けたい人
掃除/SwitchBot ロボット掃除機 K11+Matterで直接接続Appleのホームハブ1台のMatterアクセサリとして登録ホームアプリからの清掃操作掃除もAppleホームへ直接まとめたい人

まずは1部屋で効果を実感しやすい製品から始め、Appleホームには家族がよく使う操作をまとめ、メーカーアプリは詳しい設定や手入れに使う形が分かりやすいでしょう。

Matter対応、必要なハブ、登録できる台数をあらかじめ見ておくと、将来製品を増やす際にも無理のない構成を作ることができますので、参考になれば幸いです。

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