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IKEAのスマート照明でプチリノベ|Matter対応のスマートホーム最新ラインナップを実践レビュー

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洗練されたホテルやSNSで話題のカフェを訪れ、「自分の家もこんな空間にできたら……」と思ったことはありませんか? でも新しい家具を買い足すスペースはないし、大掛かりなリフォームとなるとお金も時間もかかってしまって少しハードルが高い。

そんな方におすすめしたい手軽なプチ・リノベーション、それが「照明のスマート化」です。間接照明を上手に取り入れ、時間帯や気分、さらには「今、何をしているか」に合わせて光の明るさや色をコントロールする──。それだけで、見慣れたいつもの空間の雰囲気をガラリと変えることができます。

IKEAのスマートLED電球・スタンド・人感センサー・リモコンを並べたところ

今回は、そんな憧れの光空間を手軽かつお手頃価格で実現できるIKEA(イケア)のスマートホーム製品群をピックアップしました。

スマートLED電球などを組み合わせて洗面所の雰囲気を一新した「ビフォー・アフター」レポートもぜひ参考にしてくださいね。

KAJPLATS カイプラッツ スターターキット, スマート ホワイトスペクトラム, E26
総合評価
( 4.3 )
メリット
  • 電球とリモコンのセットが1,799円。少ない初期費用でスマート照明を試せる
  • 出荷時にペアリング済みで、電球を取り付ければすぐリモコンで操作できる
  • 2200〜6500Kの調光・調色に対応し、時間帯や場面に合わせた光をつくれる
  • Matter対応で、Alexa・Google Home・Apple Homeと連携できる(DIRIGERAハブが必要)
  • 人感センサーやリモコンを買い足して、少しずつ自動化を広げられる
デメリット
  • スマホアプリでの操作や音声操作には、ハブ「DIRIGERA」(11,999円)が別途必要
  • リモコンや人感センサーの電池(単4形2本)は別売り
  • 壁スイッチで電源を切ると、スマート電球側の操作を受け付けなくなる
目次

手軽でコスパのよいリノベは「照明スマート化」

なぜ「光」を変えるだけで、部屋の印象がここまで変わるのでしょうか。まずはカフェやホテルで感じる心地よさの正体と、それを家庭で再現するための考え方から見ていきます。

洗練された空間は「光」で作られている

馴染みのカフェを夜訪れたら、昼間とはまったく違う大人の雰囲気で驚いた。最近増えている時間制シェア型ラウンジのある一画では妙にリラックスでき、別の場所に移動したら逆に深く集中できたり。

──この裏で働いているのが、実は高度な「照明制御システム」です。天井照明だけでなく、壁をほんのり照らす間接照明やスタンドライトなど無数の照明が組み込まれていて、曜日・時間帯や天気、店内の混み具合など様々な条件に応じて、明かりの強さや色味を緻密なプログラミングで自動制御していたりします。

光のデザインは人の心理にも働きかけ、「くつろぎ」「集中」といった空気感をも作り出します。「洗練された空間は、光によって作られている」と言っても過言ではないでしょう。

でも、一般家庭で同じことをしようとすると大変。おしゃれなスタンドライトを買ったけど、いちいち点けたり消したりするのが面倒になって、結局「ただのオブジェ」と化している人も多いのでは?

時間帯や場面に合わせた照明コントロールが、日々の生活リズムも整える

そんな「一般家庭での間接照明あるある」を過去のものにしてくれるのが「照明スマート化」です。特に注目を集めているのが、あのIKEA(イケア)のスマートホーム製品。

製品を組み合わせ、専用スマホアプリで連携設定するだけで、自動制御の照明空間を作ることができます。しかも驚くほどの低コストで。

IKEAのスマートホーム製品はバリエーションも豊富
IKEAのスマートホーム製品はバリエーションも豊富

壁紙を張り替えたり、新しい家具をドカンと買ったりしなくても、光を変えるだけで部屋の表情は変わります。これぞまさにコスパに優れたプチ・リノベーション。具体的にどんな製品をどう組み合わせて活用すればいいのか、見ていきましょう。

空間を劇的に変えるIKEAスマートホーム製品と「Matter」のメリット

ここからは、実際にどの製品をどう組み合わせればよいのかを具体的に見ていきます。IKEAの最新スマート照明シリーズ4製品と、それらを支える世界標準規格「Matter(マター)」の基礎知識を整理しました。

低予算で導入できるIKEAの最新スマート照明シリーズ

まずはIKEAの最新スマートホーム製品群をご紹介します。

スマートハブ「DIRIGERA(ディリフィエラ)」

同梱されているケーブルでルーターと接続して使う
同梱されているケーブルでルーターと接続して使う

「スマートハブ」とはスマートホームの司令塔となる存在です。これを自宅のルーター/Wi-Fiルーターに接続することで、IKEAのスマートホーム製品群を専用スマホアプリから一括コントロールできるようになります。

KAJPLATSの電球やBILRESAのリモコン、MYGGSPRAYの人感センサーといった新シリーズは、スマートホームの世界標準規格「Matter」のうち「Matter over Thread」に対応しています。

これらの製品をスマホから操作・制御するには「Thread Border Router」と呼ばれる中継役が必要で、IKEAの製品ではDIRIGERAがその役割を担います。インターネットを介さずローカルネットワーク上で製品同士が直接やり取りするため、スピーディーな切り替えやコントロールが可能になります。

スマートLED電球「KAJPLATS(カイプラッツ)」

透明の電球はレトロな照明器具との相性もよさそう
透明の電球はレトロな照明器具との相性もよさそう

IKEAのスマートLED電球はラインナップも豊富。

「E17」「E26」(それぞれ直径が17mm、26mm)といった電球の口金サイズだけでなく、デザインも様々な製品が用意されています。新発売の「KAJPLATS(カイプラッツ)」シリーズは、「調光(明るさ)」「調色(光の色)」も自由自在のスマートLED電球です。

なお、E26に相当する口金は海外では「E27」と表記されることがあり、アプリの画面上でもそう表示される場合があります。日本で販売されているKAJPLATSはE26/E17表記の製品なので、購入時はこちらを目安にしてください。

リモコン(スイッチ)「BILRESA(ビルレーサ)」

複数のリモコン・スイッチがあると実はとっても便利
複数のリモコン・スイッチがあると実はとっても便利

スマートホーム製品は、スマホアプリから操作できますが、従来製品のように物理スイッチで操作したいという時もありますよね。リモコンとしても壁スイッチとしても使える「BILRESA(ビルレーサ)」は高機能で使いやすく、用途に応じて2種類のタイプが用意されています。

人感センサー「MYGGSPRAY(ミッグスプレイ)」

壁に貼り付けて使う他、棚などに置いても使えるセンサー
壁に貼り付けて使う他、棚などに置いても使えるセンサー

人の動きを検知して、他の連携するスマートホーム製品をコントロールすることができる人感センサーです。

洗面所や玄関、トイレといった場所は、人がいる時だけ点灯して、無人になったら自動的に消えてくれたら楽ですよね。スマホアプリ上で人を検知した時のアクションや稼働時間(日没から日の出までの間など)も設定することができます。

他にIKEAでは開閉センサーも用意されています。ウォークインクローゼットや玄関で使ったら便利かも。

IKEAスマート照明の価格・スペック一覧

「どれくらいの予算で始められるのか」が気になる方に向けて、今回紹介した製品の価格と主なスペックをまとめました。

製品主なスペック価格(税込)
DIRIGERA ディリフィエラ スマート製品用ハブ付属ケーブルでルーターに接続/アプリ・音声操作・自動化の中心になる11,999円
KAJPLATS スターターキット(ホワイトスペクトラム/E26)スマート電球1個+リモコン1個/1160ルーメン/2200〜6500K1,799円
KAJPLATS スターターキット(カラー&ホワイトスペクトラム/E26)スマート電球1個+リモコン1個/1160ルーメン/2200〜6500K2,999円
KAJPLATS LED電球 E26 485ルーメン(クリア/球形)485ルーメン/2200〜6500K/3.5W1,299円
KAJPLATS LED電球 E26 1160ルーメン(オパールホワイト)1160ルーメン/2200〜6500K/8.1W1,499円
KAJPLATS LED電球 E26 1520ルーメン(オパールホワイト)1520ルーメン/2200〜6500K/10.5W1,899円
KAJPLATS LED電球 E26 1160ルーメン(カラー&ホワイトスペクトラム)1160ルーメン/2200〜6500K+マルチカラー/8.1W2,499円
KAJPLATS LED電球 E17 440ルーメン(クリアガラス)440ルーメン/2200〜6500K/3.2W999円
KAJPLATS LED電球 E17 810ルーメン(カラー&ホワイトスペクトラム)810ルーメン/2200〜6500K+RGB/6.5W1,299円
BILRESA ビルレーサ リモコン(デュアルボタン)最大10個のスマート製品を操作/電池は別売り699円
BILRESA ビルレーサ リモコン(スクロールホイール)3つのグループを切り替え/各グループ最大10個/電池は別売り999円
MYGGSPRAY ミッグスプレイ ワイヤレス人感センサー最大10個の光源と連動/IP67の防水性能/電池は別売り999円
SKALLRAN スカルラン テーブルランプベースE26口金/高さ10.7cm/電球は別売り999円

価格は2026年7月時点のIKEA公式オンラインストア(日本)の税込価格です。最新の価格やラインナップは公式サイトでご確認ください。

電球とリモコンがセットになったスターターキットなら1,799円から。人感センサーやリモコンを買い足しても1,000円前後ずつなので、必要なところから少しずつ広げていけるのがIKEAの強みです。

ただし、スマホアプリや音声アシスタントから操作する場合はハブ「DIRIGERA」(11,999円)が別途必要になります。この点は後ほど「注意点」の章でくわしく触れます。

なお、スマート照明はメーカーによって価格帯も機能の幅も異なります。より多機能なシリーズと比べてみたい方は、Philips Hueの電球シリーズをレビューしたこちらの記事もあわせてご覧ください。

これからスマートホームを始めるなら知っておきたい新規格「Matter」とは?

今回のIKEA新製品を語る上で欠かせないのが、スマートホームの世界標準規格である「Matter(マター)」です。Matterは、メーカーの垣根を越えIoT製品を連携させる、いわば共通言語のようなもの。

これまでもスマートスピーカーに搭載されたAIアシスタント(Alexaなど)の仲介で他メーカー製品との連携をしてきた方もいらっしゃると思いますが、Matter普及によって連携できる製品がぐっと増えています。

またMatterの特徴のひとつに「ローカルネットワーク上で製品同士が直接通信する仕組み」というものがあります。これにより、インターネット回線に一時的なトラブルが発生してもスマートスイッチを押せばすぐ照明が点灯するなど、タイムラグなしで連携してくれるメリットがあります。

Matterについてはこちらの記事でも詳しく解説しています。

【実践レビュー】洗面所の照明をスマート化するプチリノベ

ここからは実践編です。実際に洗面所へIKEAのスマート照明を導入し、セットアップの手順から日々の使い心地までを確かめました。ビフォー・アフターの写真とあわせてご覧ください。

<ビフォー>洗面所の照明のメインは天井のシーリングライト
<ビフォー>洗面所の照明のメインは天井のシーリングライト

今回のプチリノベでは、洗面所のミラー上照明の電球をIKEA製品に交換します。さらに洗面台には、IKEAの「SKALLRAN(スカルラン)テーブルランプベース」(999円)に透明な電球を取り付けたものを、間接照明として配置することにしました。

SKALLRANは電球が別売りのランプベースで、口金はE26。KAJPLATSのE26電球をそのまま取り付けられます。テーブルランプとしてだけでなく、壁に取り付けてウォールランプとしても使える製品です。

直感的で迷わない!セットアップの流れ

設定はすべてIKEAスマホアプリの画面の指示に従うだけ。専門知識がなくてもスムーズに進められます。

STEP
スマホアプリとハブの準備

スマホに専用アプリ「IKEA Home smart」をインストールし、Wi-Fiルーターにケーブルで繋いだハブ「DIRIGERA」を登録。部屋ごとに管理できるようまずは部屋を作成・設定します。

STEP
個々の製品の登録

QRコードを使ってLED電球、リモコン、人感センサーを順番にアプリに登録し、さきほど作成した部屋「洗面所」に割り当てます。

STEP
製品同士の連携と自動化の設定

アプリ上で「LED電球とリモコンの紐づけ」や「人感センサーの動作ルール」、「時間帯ごとのシーン」などを設定すれば完了です。

準備が整ったところで、実際の使い心地を見ていきましょう。

「シーン」を設定すれば、間接照明もワンタッチで同時コントロール

今までは入口近くの壁スイッチを押して天井に設置したシーリングライトをつけていました。それをIKEAのスマート照明に置き換えてみると……

<アフターその1>電球の温かみある光で雰囲気ががらりと変化した洗面所
<アフターその1>電球の温かみある光で雰囲気ががらりと変化した洗面所

IKEAスマート照明導入後は、日没後に誰かが洗面所に入ってきたら、人感センサーがそれを検知して、ミラー上の照明器具と洗面台の上のスタンド照明を同時に点灯してくれます。

天井のシーリングライトと比べると暗めですが、手を洗ったり歯磨きするだけならこのくらいの明るさで十分。もちろん明るさが必要な時は、壁スイッチで天井シーリングライトをつけることができます。

照明の明るさや色味のバランスを調整して雰囲気を変えたいなら、スマホアプリで簡単にできます。指でスライドすれば無段階で変えられるので、2つの照明のバランスなどいろいろ試してみるのも楽しいでしょう。

さらに光にこだわるなら、1日を通して照明の明るさや色味をどう変化させたいか、事前にスケジュールを組むこともできます。間接照明ひとつひとつを設定するのが手間ということなら、同じ部屋の複数の電球をまとめて設定することも可能です。

<アフターその2>スマホアプリで2つの電球の明るさや色味を調整してみた
<アフターその2>スマホアプリで2つの電球の明るさや色味を調整してみた

お気に入りの光の組み合わせが見つかったら、それを「シーン」として登録しましょう。次からはワンタップでその設定に切り替えることができます。

このシーンを、洗面所の入り口に貼り付けたリモコン「BILRESA」のボタンに割り当てれば、ワンタッチで2つの照明が連動して点灯します。手動だとつい面倒になる間接照明のコントロールが、指先ひとつで完了するというわけです。

朝は「活動の光」、夜は「くつろぎの光」へ自動シフト

時間帯によって自動的に明るさや色味を変えたいという方もいるでしょう。先ほど書きましたが、光の強さや色は人の心理にも影響を与えます。

朝の洗面所(活動的になる強めの光)

白い光(昼白色)で100%の明るさに。顔色もはっきりと見えるので、メイクやひげ剃りなどの身支度に最適です。光を浴びることで脳もシャキッと目覚めます。

夜の洗面所(くつろぎの光)

暖かみのあるオレンジ色の光(電球色)にし、明るさも少し落とします。お風呂あがりや就寝前の歯磨きの際、目に強い光が入ってくることを避け、スッと自然な眠りにつくことができます。

時計を気にしなくても、洗面所に行くだけでその時間に最適な光が出迎えてくれる。そして照明の変化によって「そろそろ寝る時間だな」と気付くこともできます。

人感センサーで消し忘れゼロのハンズフリー体験

人感センサーは乾電池式なので好きな場所に置ける
人感センサーは乾電池式なので好きな場所に置ける

洗面所のような「短時間だけ使う場所」で威力を発揮するのが、人感センサーによる自動化です。人を検知したら照明を点灯させ、人がいなくなったら数分後に自動的に照明を消す設定が可能です。

洗面所は手が汚れている時にも利用する場所なので、タッチレスでコントロールできるのは便利なもの。時間帯別で明るさや色味を変えるシーンを設定しておけば、深夜にトイレで起きて手を洗う場合にも、眩しすぎないほんのりとした夜用の光になります。

家族みんなが使いやすい!アプリと「物理スイッチ」とスマートスピーカーの合わせ技

スマート照明は「スマホがないと操作できない」と思われがちですが、実際はそうではありません。リモコン・音声・アプリという3つの操作方法を組み合わせて、家族の誰もが無理なく使える環境をつくる方法を紹介します。

照明スマート化では「いちいちスマホを開いて操作するのは面倒」「スマホを持っていない子どもや高齢の家族が使えなくなるのでは?」「点灯までのタイムラグが気になる」などの声もよく聞きます。

IKEAのスマート照明なら、高機能でデザインも洗練された「物理スイッチ」を組み合わせることで、誰もがストレスなく使える空間を実現してくれます。

2種類の「BILRESA」リモコンで広がる操作の自由度

スマホなしで照明を操作できるリモコン「BILRESA」は、用途に合わせて2種類。

壁や柱など好きな場所に貼り付けて使える
壁や柱など好きな場所に貼り付けて使える

デュアルボタン

2つのボタンで構成されたシンプルなタイプ。ボタンに何を割り当てるかはアプリで選べます。照明のオン・オフでもいいですし、「シーン」の切り替えに使うのもいいでしょう。

スクロールホイール

中央の大きなボタンを指でぐるぐると回すことで、明るさや色を感覚的に調整できるタイプ。さらに、丸いボタンの下を押すと最大3つの照明器具(またはグループ)を切り替えて操作することもできます。

右側の金属製の台座を両面テープで壁などに貼り付ける
右側の金属製の台座を両面テープで壁などに貼り付ける

リモコンで操作すれば、スマホアプリを開く必要もなく、押してから点灯までのタイムラグもほとんど感じないほどで、従来の壁スイッチと同様の使い勝手となります。

リモコン本体と壁に貼り付ける台座の間はマグネット。普段は壁スイッチとして使い、ソファでくつろぐ時や就寝前にはパッと取り外して手元に置いておく、という使い方が便利です。

AIアシスタントと連携してスマートスピーカーで音声操作可能

IKEAのスマートホーム製品は、AmazonのAlexaやGoogleアシスタント、AppleのSiriといったAIアシスタントと連携させることで、声だけで操作することもできるようになります(スマートハブ「DIRIGERA(ディリフィエラ)」が必要)。

例えばAlexaと連携させる場合、スマートハブ、そしてLED電球それぞれのIKEAアプリ設定画面で「ほかのシステムで操作する」をタップし、指示に従ってAlexaに製品を追加します。その後、必要に応じてAlexaアプリ上で該当製品の名前を変更します。

そうすれば、スマートスピーカーに向かって「Alexa、ミラーライトをつけて」「洗面台ライトを消して」と呼びかけるだけで、照明をつけたり消したりできるのです。朝のひげ剃りやメイクの最中に「ちょっと暗いかも」と思った時など便利ですよね。お風呂から出て身体が濡れている時にもきっと重宝します。

リモコン操作の時と比べると、呼びかけてから点灯までワンテンポありますが、じれったく感じるほどではないでしょう。

家族全員のスマホから操作可能!防犯や一人暮らしの安心にも

アプリ「IKEA Home smart」を、家族それぞれのスマホに入れておけば、手元ですぐに照明をコントロールできます。さらにアプリなら、外出先からの遠隔操作が可能になります。

長期留守時の防犯(在宅偽装)に

旅行や出張などで長期間家を空ける際、夜になったら遠隔でリビングの照明を点けることで「家に人がいる」ように見せかけることができ、空き巣対策として有効です。

一人暮らしの帰宅時の安心に

夜遅く、真っ暗な家に帰るのは少し怖い時もありますよね。最寄り駅に着いたタイミングで玄関やリビングの照明を先につけておけば、帰宅してドアを開けた時、明るくホッとする空間があなたを出迎えてくれます。

導入前に知っておきたい注意点

手軽で便利なIKEAのスマート照明ですが、導入前に押さえておきたいポイントもあります。実際に使ってみて感じた留意点を3つ挙げておきます。

壁スイッチをオフにすると、スマート電球は操作できなくなる

これはIKEAに限らずスマート電球全般に共通する注意点です。スマート電球は「常に電気が通っている」ことが前提で、内部の通信機能が待機しています。

そのため、照明器具につながる壁スイッチをオフにしてしまうと、電球そのものへの電源が断たれ、リモコンからもアプリからも音声からも操作できなくなります。人感センサーが人を検知しても、当然点灯しません。

今回の洗面所では、壁スイッチにつながる天井のシーリングライトはそのまま残し、スマート化したのはミラー上の照明器具とスタンド照明の2つ。スマート化した照明は常に通電させておき、壁スイッチは「しっかり明るくしたいときにシーリングライトを点けるためのもの」として役割を分けました。

家族と暮らしている場合は「この照明のスイッチは切らないでね」と共有しておくと、トラブルを避けられます。

アプリ・音声操作・自動化にはハブ「DIRIGERA」が必要

スターターキットは電球とリモコンがペアリング済みで届くため、電球を取り付ければすぐにリモコンでオン・オフや調光・調色ができます。ここまでならハブは不要です。

一方、この記事で紹介したような「スマホアプリからの操作」「Alexaなどでの音声操作」「人感センサーとの連動」「時間帯ごとのスケジュール」を使うには、ハブ「DIRIGERA」(11,999円)が必要になります。

電球1個+リモコンなら2,000円弱で始められますが、自動化まで見据えるならハブの費用も含めて予算を考えておきましょう。逆に言えば、ハブは一度導入すれば以降の製品はすべてぶら下げられるので、家じゅうに広げるほど1台あたりの負担は軽くなっていきます。

リモコンと人感センサーの電池は別売り

細かい点ですが、リモコン「BILRESA」も人感センサー「MYGGSPRAY」も、電池は付属していません。どちらも単4形電池を2本使うので、購入時に一緒に用意しておくとスムーズです。

IKEAでは充電式電池「LADDA」(HR03/単4形1.2V)2個の使用を推奨しています。設置場所によっては電池交換が少し面倒なので、充電式にしておくと後々ラクかもしれません。

IKEAのスマート照明についてよくある質問

ハブ「DIRIGERA」は必ず必要ですか?

付属のリモコンで電球をオン・オフしたり、明るさや光の色を変えたりするだけなら不要です。スターターキットは電球とリモコンがペアリング済みで届くので、電球を照明器具に取り付ければすぐに使えます。一方、IKEA Home smartアプリでスマホから操作する場合、Alexa・Google Home・Apple Homeと連携する場合、人感センサーやスケジュールで自動化する場合はDIRIGERAが必要です。

壁のスイッチで電源を切っても使えますか?

使えません。スマート電球は常に通電している必要があり、壁スイッチをオフにするとリモコン・アプリ・人感センサーのいずれからも操作できなくなります。スマート化した照明器具の壁スイッチは、オンのままにしておきましょう。

Alexa・Googleアシスタント・Siriと連携できますか?

できます。IKEA Home smartアプリを通じて、Amazon Alexa・Google Home・Apple Homeと連携でき、スマートスピーカーに話しかけて照明を操作できます。連携にはDIRIGERAが必要です。

リモコンや人感センサーに電池は付属していますか?

付属していません。リモコン「BILRESA」も人感センサー「MYGGSPRAY」も、単4形電池2本が別売りです。IKEAは充電式電池「LADDA」(HR03/単4形1.2V)2個の使用を推奨しています。

まとめ:まずは「スターターキット」でスマート照明の魅力を体験しよう

ここまで、IKEAのスマート照明の特徴と、実際に洗面所へ導入した様子を紹介してきました。最後に、これから始める方に向けた最初の一歩を整理します。

電球とリモコン各1個ずつ入ったキット
電球とリモコン各1個ずつ入ったキット

「何から始めたらいいだろう」という方には、調光・調色ができる電球と、専用リモコンがセットになった「KAJPLATS(カイプラッツ) スターターキット E26」があります。

一般的な口金サイズなので、ご自宅の多くの照明器具にそのまま取り付けられるでしょう。

まずはリビングや寝室のスタンドライトなどから「光をコントロールする心地よさ」を体験してみてください。そこから少しずつ家全体へと広げていく楽しさも、IKEAのスマートホームならではの醍醐味です。

電球以外のシーリングライトやテープライトなども含めて、スマート照明全体を見比べたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。

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