
スマートホーム化に買ってよかったスマート家電のおすすめ|IoTで暮らしが便利になった!

Amazon EchoやGoogle Nestといったスマートスピーカーも所有者が増え、話題となっているスマートホーム。
対応する家電やデバイスがかなり増えてきており、簡単かつ様々なことができるようになっています!
このスマートホーム化、一度構築すると、それなしでは居られなくなるほど便利で、快適な住空間をつくることができるんです。


しかも、そこまでハードルは高くなく、今自宅にある家電を利用し、スマホアプリの設定だけでカンタンに作れるのも良い部分。
今回は、自宅をスマートホーム化するためのおすすめ家電について、筆者が実際に買ってよかったものを厳選してご紹介します!
目次
- 01スマート家電の選び方
- 02実際使ってみてよかったスマート家電のおすすめ商品
- Amazon Echoシリーズ【スマートスピーカー】
- SwitchBotハブ3【スマートリモコン】
- Philips Hue【スマート照明】
- Aladdin X2 Plus(popIn Aladdin)【スマート照明・プロジェクター】
- SwitchBotカーテン3【スマートカーテン】
- Anker Eufy IndoorCam【ネットワークカメラ】
- SwitchBot K10+【ロボット掃除機】
- Fire TV Stick【セットトップボックス】
- nasne【ネットワークレコーダー】
- CUBLE【ドラム式洗濯乾燥機】
- SHARP AIoT対応スマートエアコン【エアコン】
- Dyson Pure Hot+Cool Link【空気清浄機】
- 自動計量IH炊飯器【炊飯器】
- Atmoph Window 2【スマート窓(額縁)】
- 03おわりに
スマート家電の選び方
まずは、スマート家電の選び方について、解説していきます。
AIアシスタントに対応した製品を選ぼう(「Matter」に注目!)
続いて、具体的な「スマートホームデバイス」の選び方です。
新鋭の製品ばかりでわかりにくいため、一つポイントとなる点をご紹介します。
そのポイントとは、ずばり「AIアシスタント」に対応しているか否かです。
なぜ音声アシスタントがポイントとなるかというと、以下が挙げられます。
- 家電の音声操作ができる(スマートスピーカーと連携して操作など)
- 音声アシスタントの機能を用いて家電の統合管理ができる(ダッシュボード化・自動操作など)
- AmazonやGoogle、Appleもスマートホームを積極推進している(スマートホーム向けの機能が豊富)
特に、音声アシスタント内蔵の「スマートスピーカー」と以下に述べる各種スマートホーム製品を連携させることで、家電の音声操作(ハンズフリー操作)できるようになり、一気に生活が便利になります。

また、スマートホーム共通規格:「Matter」に対応した製品であれば、Amazon Alexa/Google Home/Apple HomeKit全てに簡単に登録できるようになるので、この点にも注目です。
次の章では、これに対応している製品を中心におすすめを掲載しています。
既存の家電を活かそう(まずは「デバイス」を購入する)
スマートホーム化となると、「家電をインターネット(Wi-Fi)対応のものに買い換える」とか「リフォーム工事する必要がある」「プログラミングの知識が必要」などと、思われていませんか?
そんなご心配は不要です。「今ご自宅にある家電をスマートホーム製品でコントロールできるようにする」のは、簡単・ローコストで実現できます!
どうするかというと、「スマートホームデバイス(スマートホーム化するための装置)」というものを導入すれば、OKです。
このスマートホームデバイスは、スマホやスマートスピーカーのような、「インターネット対応端末」と「自宅の家電や設備」を操作する際の中継機(橋渡し役)のような役割を担います。


これらのスマートホームデバイスは、家電ごと入れ替えたり、設備工事をする必要もなく、既設のものに外付けするイメージで導入できます。
単価もそれらより大幅に安く、各デバイスはモノにもよりますが、数千円から購入できます。Amazonで年に数回開催されるタイムセールやプライムデー、ブラックフライデーなどで安く購入するのもおすすめです。
しかも、ほぼ全て「設定アプリ」があるので、スマホからネットワーク設定や操作・仕組みづくりが簡単に可能です。
そのため、スマートホーム化をこれから始めるなら、まず「スマートホームデバイス」を最優先に検討しましょう。
実際使ってみてよかったスマート家電のおすすめ商品
ここでは、スマートホーム化に買ってよかったスマート家電のおすすめを厳選してまとめていきます。
Amazon Echoシリーズ【スマートスピーカー】
Amazon Echoは、「アレクサ、」でお馴染み、Amazonのスマートスピーカーです。
Amazon Echoに話しかけるだけで、声でさまざまな操作ができるのが最大の特徴。

スマートスピーカーの中では、Amazon Echoシリーズがおすすめです。その理由は以下の通り。
- ウエイクワード(動作のための呼びかけ)が「アレクサ、~~~」で一語なので使い勝手が良い
- ラインナップが豊富で予算・用途別の選択肢が豊富
- セールも含め、価格が全体的に安い
- スマートホーム関連の連携機能が優れており対応デバイスが豊富
- Amazonプライム会員なら豊富なコンテンツが利用可能
特に、Amazonのデジタルサービスと連携できるのが大きいですね。Kindle(キンドル)やAmazon Music Prime(プライムミュージック)、Amazon Prime Video(プライムビデオ)などを視聴できるのが大きいです。
ちなみに、Amazon Echoシリーズは、基本的に画面つきの「Echo Show」シリーズをお勧めします。

やはり画面(視覚情報)があるほうが、操作もしやすくAlexaから提供される情報をしっかりと見ることができるからです。
ということもあり、Amazon Echoシリーズがおすすめです!
SwitchBotハブ3【スマートリモコン】
SwitchBotの最新のスマートリモコン「SwitchBot ハブ3」もおすすめです。

f4KQesWNfHKlW0xNt1CYIxRpfF-De1kEvjImYA3eyxmz4uON
スマートホームの共通規格:Matterに対応しています。
これにより、スマートホーム周りの設定が将来的に簡易的になるだけでなく、従来難しかった「Apple HomeKit」への登録もできるようになります。

加えて、地味に赤外線同期機能や家電のローカルコントロールにも対応しており、家電の遠隔操作の安全面にも配慮された優れもの。
さらに、温湿度計も搭載されており、使い勝手は抜群です。


アレクサとセットで利用するスマートリモコンとしては、これがベストです。
Philips Hue【スマート照明】
Philips Hueはスマート照明界では老舗的な製品で、2015年頃から人気のスマート照明です。
そのため、他社と比較して、多岐にわたるラインナップがあることが大きな特徴です。
これの他のスマート照明にはない、大きな特徴は、「カスタマイズの柔軟性」です。
まず音声アシスタントは、上記のポイントに挙げた全メーカー(Amazon Alexa、Googleアシスタント、Siri)に対応しています。

また、それ以外にも以下の対応も果たしており、これからスマートホームを始めたいという方だけでなく、凝った使い方をしたい方や開発者の方へもお勧めできます。
- Apple HomeKit・IFTTTにまで対応
- APIが公開されている
- Spotifyと連携し、音楽に合わせた照明操作
- スマートリモコン「Nature Remoシリーズ」との連携で操作可能
加えて、他社のスマート照明と比較して、ふんわりと照明が点灯したり、その配光も良く地味に品質が良いと感じる部分も多い。
こういったことから、Philips Hueはこのカテゴリで業界標準的な地位を確立しており、スマート照明の中では最もおすすめです。
一方で留意点としては以下の2点。
- 単価が相場より若干高い。
- 機能をフルに利用するためには「Hueブリッジ」という別途ネットワークハブの購入が必要。
このように、古くから人気の製品で、様々な機能を有するPhilips Hueを第一に掲載します。
Aladdin X2 Plus(popIn Aladdin)【スマート照明・プロジェクター】
Aladdin X2 Plusは、プロジェクター・スピーカー一体型のシーリングライトという画期的な製品です。
「popIn Aladdin(ポップインアラジン)」という商品名で、アメトークでも紹介され一躍ヒットしましたが、その後Aladdin X株式会社に事業譲渡されたことにより、品名が「Aladdin X2 Plus」となっています。
最大の特徴は、場所を取らずに大画面を楽しめる照明一体型3in1プロジェクター、というところです。

通常プロジェクターを利用するとなると、それ専用の機材を設置しなければなりませんが、この製品はシーリングライトと一体型となっているため、普通にシーリングライトがついている状態でプロジェクターも使えるんです!
これは寝室のような、そこまでスペースが取れない場所で、特に使い勝手が良いです。

Aladdin X2 Plusは、最新型ということもあってか、専用のテレビチューナーに接続する際にも、レスポンスがよくなっています。
多くの動画配信サービス(VOD)や、専用のTVチューナーもあり、独自コンテンツも豊富です。
さらに別売の「Aladdin Connector」を連携させれば、BDレコーダーの映像や、家庭用ゲーム機まで接続できます。

シーリングライトなのに部屋のスペースを取らず、まるでテレビのようにさまざまなコンテンツを楽しめる、夢のような家電です。
SwitchBotカーテン3【スマートカーテン】
SwitchBotカーテン3は、タイマーの自動開閉やAIアシスタント対応によって、カーテン操作を簡略化できる製品。
自宅にあるカーテンレールに後付けして利用することのできる製品です。

スマホだけでなく、スマートウォッチへの対応やMatter対応によるAIアシスタント対応など、多数の操作手段があり、好みのスタイルを選べるのが嬉しいポイント。

第3世代となる本製品は、取り付けが楽になったパーツや、QuietDriftモードで動作音を極限まで小さくできるなど、細かい欠点が改善され、その完成形とも言える一品となっていました。
スマートカーテンの中で、最もおすすめです。
Anker Eufy IndoorCam【ネットワークカメラ】
充電器で有名なAnkerですが、実はスマート家電のブランドとして、「eufy」シリーズを展開しています。
その中でも、このEufy IndoorCamは、安いわりに多機能で大変おすすめです。
Anker Eufyネットワークカメラは、更に動体検知や音声検知にも対応しており、動きや音が発生したら、スマホに通知を流すことも可能です。

しかも、このEufy IndoorCamの特筆すべき点が、お子さんやペットなど、被写体をAIで認識して、通知の対象を指定できること。
ここまでのことを、4,000円台のネットワークカメラで実現できるのがすごい点です。

さらに、AlexaやGoogleアシスタントだけでなく、「Apple HomeKit」にも対応していて優秀。

カメラは暗視にも対応し、防犯カメラからペットカメラとしてもおすすめです。
SwitchBot K10+【ロボット掃除機】
SwitchBot K10+は、超コンパクトなロボット掃除機。
椅子の脚周りなどといった、狭いスペースも入り込んで清掃してくれるのが良いです。

ミニタイプにも関わらず、レーザーSLAMによる効率的な走行・高精度マッピング対応、ゴミ収集ステーションを搭載していることには驚きです。



しかも、最大2,500Paの吸引力を有しており、性能も十分。
シートを入れ替える方式で、水拭き機能は若干劣るが、SwitchBotならではスマートホーム機能も完備していて、音声操作や一括操作も可能です。


小回りが効いて痒いところにも手がとどく高性能ロボット掃除機です。
Fire TV Stick【セットトップボックス】
セットトップボックス(STB)とは、テレビに外付けして動画配信サービスや、音楽配信サービスが楽しめるデバイスです。
テレビを買い換えなくても、そのテレビをスマートテレビにすることが可能で、最近は音声アシスタント対応など、スマートホーム的な進化が進んでいます。
その代表作は、AmazonのFire TV Stick(Fire TVシリーズ)です。


これらで、スマートスピーカーからテレビを音声でハンズフリーで操作できるようになったり、Echoの場合はオーディオシステムも組めたりで、エンタメ視聴がますます快適になります。
他にも、Chromecast with Google TVや、Apple TVも有名ですね。
さらに、スマホから外出先でテレビを視聴・録画できる、ピクセラのXit Airboxというのもあります。
これらは、スマートホームでくくらなくても、かなり人気の高いデバイスであり、より快適に映画やアニメを楽しみたい方へおすすめです。
nasne【ネットワークレコーダー】
ソニーの名作:nasneが、バッファローから生まれ変わって発売!
nasneとは何かをざっくりいうと、「TVチューナーを搭載したネットワークレコーダー」です。

録画できるだけでなく、スマホやタブレットで外出先からテレビを見れたり、お出かけ転送にも対応しているのが良いポイント。
旧型のソニー発売のものと外観はほぼ同じですが、内蔵HDDが1TB→2TBに拡張していたり、iPadでは720p(HD画質)で視聴できるようになったりと、進化しています。

その最大の特徴は、アプリである「Torne(トルネ)」が使いやすいこと。
普通のBDレコーダーに内蔵のアプリよりも、ヌルヌルとしたなめらかな操作感で使い勝手がよく、キャラクター(トルネフ)による演出もあって、使っていて楽しい製品です。

BDレコーダーと比べると、4K画質に対応していなかったり、そもそもBlu-Rayプレイヤーは別に必要などありますが、その分価格は安いです。
VOD全盛のこのご時世でも、テレビの録画はまだまだ大事。録画を撮り溜める方にはおすすめの製品です。
CUBLE【ドラム式洗濯乾燥機】
パナソニックのCUBLEは、ハイスペックなスマートドラム式洗濯機。
水平・垂直の「キュービックフォルム」が特徴で、かぎりなく凹凸を排したフルフラットフェイスの洗練されたデザインです。
省スペースで、かつ取り付け時の開き方を選択可能なため、一般的なドラム式洗濯機よりも設置がしやすいです。

にもかかわらず、10kgの洗濯容量があり、場所を取らずに洗濯する衣類の量が多くても大丈夫。
インテリアに映えるだけでなく、その使い勝手の良さも折り紙つき。
良い点が乾燥機能で、乾燥音が静かなだけでなく、外干しよりもCubleで乾燥させた方が洗濯物がふっくら仕上がります。
メンテナンス面でもよく、乾燥フィルターの掃除が簡単だったり、洗濯・柔軟剤の使用量も標準量よりも少ない投入量で済むことがあります。
さらに、スマホアプリから操作することも可能なのが良い点。

性能・デザインどれをとっても、完璧なドラム式洗濯機という印象でした。
SHARP AIoT対応スマートエアコン【エアコン】
SHARPのエアコンは、プラズマクラスター搭載で快適な空調に整えてくれるだけでなく、気になるニオイも軽減してくれます。
また、SHARPはAIoTを積極的に推進している企業であり、家電連携やスマホによる操作やモニタリング機能がかなり充実しています。


AIoTはまだ発展途上な点も見受けられるが、エコ自動+SHARP家電連携による自動運転が便利で、空調を常に快適な状態に保ってくれました。
モードも充実していて、単に冷暖房で使うだけでなく、部屋干し機能やプラズマクラスターのパワフルショットでニオイを消臭できるものまであります。

パット見イニシャルコストが高いフラグシップのエアコンですが、省エネ達成基準率と通年エネルギー消費効率(APF)が優秀であり、5年・10年のランニングコストで見ると、総額ではトントンか少し安いくらいになります。
ダストボックスやルーバーなども簡単に取り外すことができ、お手入れしやすいのもメリットです。


そういう点からも、このSHARPのAIoT対応エアコンは、値段は高いもののランニングコストまで含めてみたときに、コスパが良い製品としておすすめです。
Dyson Pure Hot+Cool Link【空気清浄機】
Dyson Pure Hot + Coolは、ダイソンの空調家電として有名な製品です。
羽根のない扇風機として、独特の形をしているので、家電量販店などで一度は見たことがあるのではないかと思います。
年中運転できる家電で、デザイン性がよいため、インテリア向けにも映えます。


加えて、左右・上下ともに角度調節ができ、色々な場所で使いやすいです。
デザインだけでなく、空気清浄能力もなかなかのもの。
フィルターには、活性炭フィルターが用いられ、PM0.1レベルの微細な粒子を99.95%除去するとされています。

スマホアプリで遠隔操作やモニタリングもでき、使い勝手が抜群に良いです。


Pure Hot+Cool Linkは、空気清浄(扇風機)機能に特化したものや、暖房機能を備えているものもあり、用途に応じてさまざまなタイプを選べます。
これ一台導入しておけば、室内の空気・景観が良くなる一品で、おすすめです!
自動計量IH炊飯器【炊飯器】
パナソニックの自動計量IH炊飯器は、米と水の計量・投入から炊飯までが全自動になった炊飯器。

まるで豆タンクつきの全自動コーヒーメーカーのような製品で、米と水をタンクにセットしておけば、スマホアプリの操作だけでご飯ができるのが手間なく便利です。


スマホアプリは、外出先から炊飯器の遠隔操作も可能だったり、分量や炊き方(柔らかめ・固め等)、炊きあがり時間も選ぶことができます。

炊きあがりもおいしく、無洗米や固めMAX設定があることから、ご飯は固め派な方におすすめです!

仕様上、1度に2合までしか炊けなかったり、保温ができないなどの欠点があり、合わない人もいると思うが、米の炊き方は細かく調整できます。
おいしいご飯が炊けて満足でした!
Atmoph Window 2【スマート窓(額縁)】
Atmoph Window 2は、世界中の風景を楽しめるスマートディスプレイです。
風景は毎月更新(有料)され、1,000か所以上の景色を眺めることができます。




自宅に取り入れた所、インテリア的に雰囲気が大幅UP!

風景に合わせたリラックスサウンドも流すことができ、自室に癒しを求めたい方におすすめ!
筆者は、Atmoph Window 2を利用していますが、最新は「Atmoph Window Yo」となりますので、そちらもチェックされてみてください!
おわりに
今回は、スマートホーム化におすすめのスマート家電について、筆者が実際に使ってみた中から厳選してご紹介しました。
色々使ってみて、理想のスマートライフを送っていただければ幸いです!