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ルンバ Plus 505 Combo ロボット + AutoWash 充電ステーション レビュー|高度な回避性能と回転モップを備えた、家事の質を高めるハイグレードモデル

ロボット掃除機が多くの家庭の家事パートナーへと進化を遂げる中、アイロボット社から2025年モデルとして投入された「ルンバ505」は、まさにその進化の最前線にいます。

本機は、掃除機掛けと水拭きを同時にこなす「コンボ」仕様でありながら、特筆すべき障害物回避性能と、汚れた場所を執拗なまでに清掃する「Dirt Detect」機能を搭載。

さらにインテリアに溶け込む上質な質感を備えていました。

本記事では、このルンバ505がどのような価値をもたらすのか、筆者が利用した結果をもとに、詳細にレビューします。

本記事は、メーカーであるiRobot社より製品を貸与頂き、記事執筆を行なっております。

目次

高級感のある外観

ルンバ505を手にして、筆者がまず気に入ったのはその「佇まい」です。

ロボット掃除機はプラスチックの質感が多い中で、本機はシボ加工(革のシワのような凹凸)にも見える素材や、濃いブラックの素材など、3パターンのブラックのテクスチャーでデザインされています。

本体

同様に、AutoWash 充電ステーションにもその素材が採用されています。

AutoWash 充電ステーション

この素材選びにより、高級家具やオーディオ機器のような重厚感を醸し出しています。

他社製品含め、ブラック系が多いロボット掃除機は、従来は存在感が悪目立ちしていましたが、ルンバ505はデザイン性があるため、リビングの目立つ場所に設置しても違和感がなく、むしろインテリアのアクセントとして空間を格上げしてくれるような、所有欲を満たしてくれるデザインです。

メンテナンス性を考慮した機能美

底面を確認すると、「シングルアクションブラシ」が付属しています。

これにより、ゴミを効率よく浮かせ、吸い込み口へと運びます。

並行してレビューしたルンバ105AEのようなゴムブラシ+毛ブラシと比較すると、ゴム部分の面積が大きいためか、髪の毛の絡まりにくさやカーペットへのアプローチ能力において、優位性があるように感じました。

実際に利用したレビュー

本機の最大の特徴は、ユーザーに「掃除前の片付け」をある程度しなくとも、清掃ができる賢さにあります。

1. 障害物回避性能(PrecisionVision AIテクノロジー)が非常に高い

多くの方にありがちなロボット掃除機への不満の一つに、「床に落ちているコードや小物を吸い込んで止まってしまう」というものがあります。

筆者も床がこういった類の小物が思わぬところに落ちていたりすることが多く、この点がロボット掃除機を利用する上で長年の課題でした。

ルンバ505はこの課題に対し、カメラとAIを駆使した高度な回避性能で応えています。具体的には以下のポイントです。

  • 小さな障害物も正確に検知:ロボット掃除機がよく絡まりやすい充電ケーブルやスリッパ、雑巾を床へ無造作に置きましたが、ルンバ505はそれらを「回避すべき障害物」として正確に認識しました。
  • 「掃除前の掃除」からの解放:これまでのモデルでは、ロボットを動かす前に床をしっかりと片付ける必要がありましたが、本機であれば、多少の散らかりを許容したまま清掃を任せることができます。この心理的負担の軽減こそ、本機がもたらす最大の時短効果に感じています。

2. Dirt Detectテクノロジーの進化

汚れが多い場所を検知して清掃のイメージ(この動画では段差を検知した動きですが、これと同じような動きを床面でも行っていました。)

ルンバ505には、センサーが汚れの多い場所を検知する「Dirt Detect(ダートディテクト)」機能が備わっています。

通常の清掃では一度通り過ぎるだけの場所でも、センサーがゴミを感知すると、そのエリアを前後に何度も往復して清掃を行います。

「汚れているからここをもっと念入りに」という、人間が行う掃除の感覚に近い動きで、清掃後の床のざらつきは抑えられます。

特に玄関周りやダイニングテーブルの下など、ゴミが溜まりやすい場所で効果的です。

3. 回転モップによる進化した水拭き性能

回転モップの動作(モップ自体が伸縮するのが珍しい点です)

本機は、ルンバシリーズの中でも強力な水拭き能力を誇る「回転モップ」を搭載しています。

パッドが動かないタイプの水拭きとは一線を画し、2つのモップが高速で回転しながら床を磨き上げます。これにより、乾いてしまったコーヒーの跡や、キッチンの油汚れに対しても強力にアプローチできます。

この水拭きは、充電ステーションでパッドを湿らすことで行われます。必要に応じて水拭き掃除の途中で充電ステーションに戻り、パッドの洗浄(湿らせ)をしたのち再開する仕組みです。

また、カーペットを検知すると自動的にモップをリフトアップします。家中を一度に効率よく仕上げることが可能です。

この回転モップは伸縮式(モップ自体が動く)となっているのが特徴的です。

他にも回転モップを搭載する製品は多くありますが、伸縮式であることによって、ロボット掃除機本体が形状的に通れない箇所でも清掃してくれている印象を持ちました。

清掃能力の本質:数値だけでは語れない「4段階クリーニングシステム」

昨今のロボット掃除機市場では、吸引力を「Pa(パスカル)」という数値で競い合う傾向がありますが、本質はその点だけではありません。

掃除機の本質は、吸い込む力(Pa)と、ゴミを運ぶ空気の量(気流)、そしてゴミを物理的に浮かすブラシの性能が調和することにあります。

Roomba Plus 505 Combo ロボット + AutoWash 充電ステーション
引用:https://store.irobot-jp.com/item/N185060.html

ルンバ505のパワーリフト吸引は、エッジブラシで隅を掻き出し、シングルアクションブラシで浮かせ、強力なパワーで吸い込み、回転モップで仕上げるという、隙のない構成です。

この「一見分かりにくいが、確実にゴミを取り除く」ためのトータルバランスこそが、アイロボット社が長年守り続けてきた業界標準の品質であり、ユーザーが信頼を寄せる理由でもあります。

AutoEmpty充電ステーションとメンテナンス

ルンバ505には、自動ゴミ収集機能付きの「AutoEmpty 充電ステーション」が付属しています。これが大変便利なので、詳細解説します。

ゴミ捨ての手間を極限まで削減

https://store.irobot-jp.com/item/N185060.html?srsltid=AfmBOoqXl-eIVGT-Efim2JG95zcF7TTEKGHepwPdJCmjVAx8Wq7L6UDY

清掃が完了して戻るたびに、本体のダスト容器からステーション内の紙パックへとゴミが自動で吸い上げられます。これにより、最大75日分ものゴミを溜めておくことができ、日々のメンテナンスは事実上ゼロになります。

加えて、モップパッドの温風乾燥を備えているため、干す手間もなく衛生面でも安心です。

衛生的な紙パック設計

使用される紙パックは、0.7ミクロンの微細な粒子を99%封じ込める高性能フィルター仕様です。

一部の他社製品では、ステーション内への吸い上げ時に微細な塵が漏れ出し、ステーション自体の清掃が必要になることもありますが、ルンバのステーションは気密性が極めて高く、周辺の空気を汚しません。

アイロボット社のこだわりは、交換用の紙パックにも現れているように感じました。

スマートホーム連携も充実(Matter対応!)

ルンバは元々、スマートホーム連携をかなり意識して作られていました。その点は、ルンバ505でも健在です。

Alexaなどの音声操作に対応しており、スマートフォンを取り出すことなく清掃を開始できます。

特に「部屋を指定して掃除ができる」機能は非常に重宝します。例えば「アレクサ、ルンバでキッチンを掃除して」と指示すれば、特定のエリアのみを清掃させることが可能です。

他社にはこの「音声で部屋を指定して清掃」できないものが多いため、ルンバの特権の一つです。

この「音声操作で部屋を指定して清掃」や「スケジュール機能」は、自宅でほかの家事をしている場合に家事のピークシフトをしたり、不在時に清掃してくれるので結果時短に大きくつながります。

加えて、本機はスマートホーム共通規格「Matter」に対応しています。(2026年2月時点で対応)

Matterに対応していると、Appleホームも含めた主要音声アシスタントメーカーのアプリに登録できるだけでなく、将来的なスマートホーム機器との連携も互換性を確保できるため、この面でもルンバ505を選ぶ価値があります。

なお、ルンバは現時点でも他のスマートホーム製品と組み合わせると、「外出時にエアコンや照明を消すのと合わせ清掃を開始」といった一括操作もできたりします。

このスマートホームの組み合わせが、時短や清掃漏れの防止にも有効なので、この点に興味があれば以下の記事もご参考ください。

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安心感と基本品質の高さ

最後に、他社と比較した際のアイロボット社の信頼性について触れたいと思います。

1. 老舗ブランドとしての安心感

https://store.irobot-jp.com/item/Y351260.html

アイロボット社はロボット掃除機のパイオニアであり、その蓄積されたデータとユーザーコミュニティの広さは随一です。

万が一の際のサポート体制も整っており、消耗品も入手しやすいため、長期間安心して使い続けることができます。

2. 細部まで徹底されたローカライズ

ロボット掃除機の中には、ロボットの音声案内が不自然な日本語(カタコトな話し方)であったり、アプリ内のフォントや表記に違和感があるものも見受けられます。

しかし、ルンバは完璧に日本語化されており、日本のユーザーが直感的に使えるよう配慮されています。

3. 耐久性と基本品質

筆者の実体験としても、昔のモデルを長年利用してきましたが、その重厚感からか壊れにくい印象を持っています。

筐体にはエントリーモデルながらブランドならではの高級感と重厚感があり、掃除機としての「吸う、動く、戻る」という基本動作の安定性が高いレベルにあります。

ゴミを吸い取る際のブラシの接地角度や、排気が床のホコリを舞い上げないような設計など、カタログスペックには現れにくい「基本品質の高さ」こそが、ルンバが選ばれ続けている理由に感じます。

ルンバ105AEとの留意点

今回レビューしたルンバ505と、今回同時レビューしたルンバ105AE、ルンバ705 Comboの主な違いを整理しました。

スクロールできます
項目\品名Roomba 105 Combo ロボット + AutoEmpty 充電ステーションRoomba Plus 505 Combo ロボット + AutoWash 充電ステーションRoomba Max 705 Combo ロボット + AutoWash 充電ステーション
品番Y351260N185060X185060
JAN885155046383885155046154885155045805
無線通信Wi-Fi 2.4GHz帯Wi-Fi 2.4GHz帯/5GHz帯Wi-Fi 2.4GHz帯 / 5GHz帯
ルンバ本体サイズ(cm)33.6(奥行き)×33.5(幅)×10.4(高さ)35.7(奥行き)×35.1(幅)×10.6(高さ)37.2(奥行き)×36.6(幅)×10.5(高さ)
充電ステーションサイズ(cm)17.1 (奥行き) ×21.3 (幅) ×29.3 (高さ)45(奥行き)×31.5(幅)×47(高さ)45.6(奥行き)×43(幅)×43.2(高さ)
製品重量ロボット本体:約2.92kg
充電ステーション:約3.07㎏
ロボット本体:約4.3kg
充電ステーション:約6.3㎏
ロボット本体:約5.72kg
充電ステーション:約8.47kg
電源方式充電式リチウムイオン電池
(充電時間:約4時間)
充電式リチウムイオン電池
(充電時間:約4時間)
充電式リチウムイオン電池
(充電時間:約4時間)
セット内容ロボット本体、バッテリー(内蔵)、AutoEmpty 充電ステーション (電源コード一体型 / 紙パック装着済み)、パッドプレート、マイクロファイバーモップパッドx1ロボット本体、バッテリー(内蔵)、AutoWash 充電ステーション(紙パック装着済み+交換用紙パックx1)、電源コード、パッドプレート&モップパッドx1セット(2個)、交換用DualClean モップパッドx1セット(2枚)ロボット本体、バッテリー(内蔵)、AutoWash 充電ステーション(紙パック装着済み+交換用紙パックx1)、電源コード、交換用デュアルエッジクリーニングブラシx1セット、交換用フィルターx1、洗剤サンプル(30ml)、お手入れツール
掃除機がけ:メインブラシ毛とゴム製のシングルアクションブラシゴム製のシングルアクションブラシ2本のゴム製デュアルアクションブラシ
掃除機がけ:吸引力最大70倍※1最大70倍※3最大175倍※4
水拭き:モップパッドモップパッド
スマートスクラブ対応
モップパッド
スマートスクラブ対応
ローラーモップ
スマートスクラブ対応 / モップが壁際まで伸びて拭き掃除 /
清掃しながら本体で常時モップ洗浄
掃除機がけ/水拭きの切り替えパッドプレート着脱パッドリフト(10mm)ローラーモップリフトおよびローラーモップカバー
充電ステーション
自動ゴミ収集:最大75日分※2

自動ゴミ収集:最大75日分※2

自動ゴミ収集:最大75日分※2
自動給水 / モップパッドの自動洗浄/自動乾燥
(温風乾燥)

(温水洗浄 / 温風乾燥 / 専用洗剤の自動投入※5)
部分清掃 / 進入禁止/拭き掃除禁止エリアの設定
Dirt Detect™ テクノロジー
汚れを見つけて、走行回数を自動的に増やして清掃
マッピング / 物体認識ClearView™ LiDARClearView™ Pro LiDAR
PrecisionVision™ AI テクノロジー
(LiDAR+カメラ+LEDライト)
ClearView™ Pro LiDAR
PrecisionVision™ AI テクノロジー
(LiDAR+カメラ+LEDライト)

※1国内累計出荷台数トップのRoomba 600シリーズとの比較。(2025年2月時点)
※2全ての家庭環境において、期間を保証するものではありません。
※3米国内累計出荷台数トップのRoomba 600シリーズとの比較。(2025年2月時点)
※4フル充電の状態のスポット清掃モードの場合、国内累計出荷台数トップのRoomba® 600シリーズとの比較。(2025年2月時点)
※5別売のStayClean™ 濃縮床用洗剤を使用した場合。

まとめ

ルンバ505は、「掃除の前の片付けも最小限にしたい」「水拭きも本格的に行いたい」と考える、より高い利便性を求めるユーザーに向けたプレミアムな選択肢です。

特に、お子様やペットがいて床に物が落ちがちなご家庭や、カーペットとフローリングが混在する環境において、本機の回避性能と清掃力は、投資に見合う十分な価値を提供してくれます。

掃除という家事から解放されるだけでなく、その過程における「ストレス」までも排除してくれるルンバ505。質の高い生活を追求する方に、自信を持っておすすめできる一台です。

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