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スマートリモコンおすすめはどれ?5つに厳選して比較検証!(2026年版)

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スマートリモコンを実際に使ってみて感じたおすすめ製品

スマートリモコンは、エアコン・テレビ・照明などの赤外線リモコンをスマートフォンやスマートスピーカーから操作できるようにするデバイスです。

簡単に言えば、「Wi-Fiにつながる学習リモコン」です。

様々な家電の赤外線リモコン信号をスマートリモコン本体に記憶させ、スマートフォンやスマートスピーカーからの指示を受けて、ネットワーク経由で赤外線信号を発信します。

スマートリモコンがどのように操作されるのかの概念図
スマートリモコンが家電リモコンの赤外線を送信することで、スマートフォンやスマートスピーカーから家電を操作します。

この仕組みにより、自宅の家電がインターネット非対応モデルであっても、スマートリモコン1台を導入するだけで、遠隔操作や自動操作が可能になります。

音声操作の相棒となるスマートスピーカーをこれから用意する方は、Amazon Echoシリーズの比較記事もあわせてどうぞ。

筆者は2017年頃からスマートリモコンの進化を追い続けてきました。

最近は「赤外線リモコンをスマホにまとめる」だけでなく、Matter対応、センサー連動、物理操作、家全体のハブ機能まで含めて選ぶ時代になっています。

そこで本記事では、これまで利用してきたレビュー記事の内容をまとめながら、現在おすすめしやすいスマートリモコンを5つに絞って紹介します。

目次

スマートリモコンの選び方

スマートリモコン選びでまず確認したいのは、どこまでスマートホーム化したいかです。

当初は製品ごとの機能差が大きくありましたが、各社の機能アップデートが進んだ結果、現在では基本的な機能は多くの製品で共通化されています。

しかし、製品選びで失敗しないためには、いくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。最新の市場動向を踏まえた選び方のポイントを解説します。

【重要】スマートホーム共通規格「Matter」への対応

近年のトレンドとして最も重要なのが、スマートホームの共通規格「Matter(マター)」への対応です。

Matterとは、異なるプラットフォーム間で、スマートホーム家電の相互運用性を認証する規格です。

スマートホームの共通規格とされており、Matter対応の製品は、Amazon Alexa、Googleアシスタント、Apple HomeKitに標準対応しています。

特にMatterに対応することで、従来は連携が難しかったAppleの「ホーム」アプリ(HomeKit)に、赤外線リモコンで操作する家電を登録できるようになる点が大きなメリットです。

筆者の環境におけるApple「ホーム」アプリの画面例。赤枠内がMatter経由で登録した家電です。
筆者の環境におけるApple「ホーム」アプリの画面例。赤枠内がMatter経由で登録した家電です。

日本国内ではiPhoneをはじめとするApple製品のシェアが高いため、Apple WatchやiPadなどの標準アプリからシームレスに家電を操作できる意義は大きいです。

Matterは、今後様々な電化製品に影響を及ぼし連携しあうものと思われるため、スマートリモコンもMatter対応のものにしておくと、より簡単かつストレス無く、家電を操作できるようになります。

長く利用する観点からも、Matter対応製品を選ぶことを推奨します。

本記事では、このMatter対応を最優先に評価しています。

Alexaでできることや使い方をあらためて整理したい方は、基本機能からスマートホーム連携までまとめたAlexaのできること一覧もあわせてご覧ください。

センサーとアプリの使いやすさも大事

スマートリモコンの体験は、赤外線の強さだけでは決まりません。家電登録のしやすさ、プリセットの豊富さ、温度・湿度・照度・人感などのセンサー、音声アシスタント連携、オートメーションの作りやすさが日常の満足度に直結します。

機能特徴選ぶポイント
家電登録・操作家電の赤外線信号をアプリに登録します。多くの製品では主要メーカーのプリセットが用意されています。・プリセット(登録済みデータ)が豊富か(初期設定の手間が省けます)
音声操作音声アシスタントと連携し、スマートスピーカー等に話しかけて操作します。・Amazon Alexa、Google アシスタント、Apple Siriの対応状況
・各アシスタントでどこまで細かい操作に対応しているか
マクロ(シーン)機能複数の家電操作をまとめて登録し、一度の指示で順番に実行させる機能です。・自動化の条件(トリガー)や操作の組み合わせをどれだけ細かく設定できるか
センサー連動搭載されたセンサー(温度・湿度など)の情報を基に、家電を自動的に作動させます。・搭載センサーの種類(温度、湿度、照度、人感など)
・センサーをトリガーとした自動化の柔軟性
マクロ(シーン)は、家電リモコンのボタンを操作する順番をアプリで設定し、1ボタン(1回の話しかけ)で、家電を一括操作する機能です。
マクロ(シーン)は、家電リモコンのボタンを操作する順番をアプリで設定し、1ボタン(1回の話しかけ)で、家電を一括操作する機能です。

製品のデザインと設置方法

出典:https://shop.nature.global/products/nature-remo-lapis

スマートリモコンは、操作したい家電全体に赤外線が届くよう、障害物がなく部屋の見通しの良い場所に設置する必要があります。

そのため、室内の景観を損なわない本体デザインやサイズ感は重要な選定ポイントです。

また、アプリのUI(ユーザーインターフェース)デザインも、日々の操作性に直結します。直感的に操作できるか、視覚的に分かりやすいかどうかも確認しましょう。

スマートリモコン以外の製品ラインナップ(エコシステム)

スマートリモコンは、家中の機器をインターネットに接続し、生活を便利にする「スマートホーム」の中核を担うデバイスです。

スマートリモコンの導入をきっかけに、スマートプラグやスマート照明、センサー類などを追加して連携させたくなるケースは少なくありません。

その際、メーカーを統一しておくと、以下のメリットがあります。

  • 設定アプリの統一:1つのアプリで全ての機器を管理・設定でき、操作が煩雑になりません。
  • 高度な連携:メーカー独自の連携機能により、異なるメーカー間では実現できない高度な自動化が可能になります。

筆者の経験上、スマートホーム化を進める上では、このエコシステムの観点が非常に重要です。

各社のスマートリモコン自体の機能差が小さくなった現在では、「メーカー全体としてどのようなスマートホーム製品を提供しているか」が、最も大きな選択基準の一つとなっています。

スマートリモコンおすすめ5選

ここからは、実際にレビューした内容をもとに、おすすめのスマートリモコンを5つ紹介します。

SwitchBot ハブ3|SwitchBotで家中をまとめるなら最有力

SwitchBotハブ3本体正面。タッチパネルと物理ダイヤルを備える
SwitchBotハブ3は、物理ダイヤルと画面を備えた高機能モデルです。
SwitchBot ハブ3
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 赤外線家電もFire TVもMatterデバイスも一台で集約できる
  • 物理ダイヤルとカスタムボタンで本体だけでも操作できる
  • Matter対応で最大30台までApple Home/Google Home/Alexaに登録可能
  • 温湿度・CO2・人感センサーと連携して住環境の自動化が可能
  • ローカルコントロールでネット切断時もエアコン操作ができる
デメリット
  • 本体が大型でディスプレイの映り込みも気になる
  • Threadに非対応、Wi-Fiは2.4GHzのみで帯域を占有しがち

SwitchBot ハブ3は、単なるスマートリモコンというより、SwitchBotシリーズ全体の中核になるハブです。エアコンやテレビなどの赤外線家電を操作できるだけでなく、本体のディスプレイで温湿度を確認したり、物理ダイヤルで家電を操作したりできます。

SwitchBotハブ3のスタンド背面にケーブルを通した様子
スタンド背面にケーブルを通せるため、卓上に置いても配線がまとまりやすいです。

特に便利だと感じたのは、スマホを取り出さなくても本体で操作できることです。スマートホームは「声」や「アプリ」で操作するものと思われがちですが、家の中では物理的に回せる・押せる操作があるだけで、かなり使いやすくなります。

ダイヤルは照明の明るさやエアコン操作と相性がよく、家族が使うリビングではアプリ操作より自然に感じる場面があります。

スマートリモコンを「家族全員で使う家電リモコン」として考えるなら、物理操作が残っているのは大きな強みです。

また、Matterブリッジとして最大30台までSwitchBotデバイスをAppleホームなどに橋渡しできるため、SwitchBotロック、カーテン、センサー、空気清浄機などを増やしていく前提なら、最初からハブ3を選んでおく価値があります。

SwitchBotハブ3にリモコン信号を登録している様子
赤外線リモコンの登録は、本体に向けてボタンを押して学習させる流れです。

Fire TVのBluetoothリモコン登録も利用しましたが、赤外線リモコンだけでなく、ストリーミングデバイスの操作までまとめられる点も印象的でした。テレビ周りをSwitchBotでまとめたい人には、ハブ3の対応範囲の広さが効いてきます。

一方で、赤外線リモコンをスマホにまとめるだけなら、ここまで高機能である必要はありません。まもなくレビュー公開予定のSwitchBot ハブミニ 木目調は、画面や温湿度センサーはないものの、木目調デザインでリビングに出して置きやすく、初めてのスマートリモコンとして扱いやすいモデルです。

SwitchBotハブミニ木目調を壁に設置した様子
壁掛けしても目立ちにくく、家具や建具になじませやすいのがハブミニ木目調の良さです。

SwitchBotスマートリモコンのラインナップ

スクロールできます
項目\製品名ハブ3ハブミニハブ2ハブミニ
(Matter対応)
製品画像
充電アダプターの出力5V2A5V1A/5V2A5V2A5V1A/5V2A
接続端子USB Type C (with multiple sensors)Micro USBUSB Type C (with multiple sensors)USB Type C
赤外線リモコン機能
温湿度センサー××(備考1)
照度センサー××
Matter機能×
Apple HomeやGoogle Homeなどのサードパーティーに同期可能なサブデバイス数30×84
手動シーンのタッチ操作××
赤外線リモコンローカル操作××
AlexaやGoogleなどのサードパーティー温度センサーとして表示表示しない温度センサーとして表示温度センサーと認識されるが、音声操作に専用充電コードが必要
Bluetoothリモコン機能×××
モーション検出×××
天気予報表示×××
日付・時間表示×××
CO2濃度表示(備考3)×××
ロック状態表示(備考4) ×××
出典:https://support.switch-bot.com/hc/ja/articles/13569889726743

ハブ3は「SwitchBotで本格的に組む人」、ハブミニは「まずリモコンをまとめたい人」と考えると選びやすいです。

Nature Remo Lapis|デザイン・節電・Matter対応のバランスが良い

Nature Remo Lapisは、海辺の石をイメージした独自デザインが特徴です。
Nature Remo Lapis(Remo-2W3)
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 海辺の石をモチーフにした唯一無二のデザインでインテリアに馴染む
  • Bluetooth経由でのセットアップがかなりスムーズ
  • オートエコ・消し忘れアラートなど節電に寄与する機能が豊富
  • 温湿度センサーによる熱中症アラートなど見守りにも活躍
  • Matter対応で最大20台までの他社デバイスをAppleホームに統合できる
デメリット
  • 電源アダプターとUSB-Cケーブルが付属しない
  • スマートロックなど他社連携製品ごとに音声操作・自動化の制約がある

Nature Remo Lapisは、スマートリモコンの定番ブランドであるNature Remoシリーズの中でも、デザインと機能のバランスが良いモデルです。

Nature Remo Lapisをリビングに置いた様子
丸みのある石のような外観で、リビングに置いてもスマート機器らしさが出すぎません。

まず目につく大きな特徴が本体・アプリも含め、総じてデザイン性の良さが大きな特徴です。特に自宅に設置して常時操作するようなモノとしては、インテリア性・UIUX(操作性)も含めた体験には素晴らしいものがありました。

レビューで印象的だったのは、節電まわりの機能がかなり具体的に作り込まれていることです。オートエコ機能では、エアコンの作動時間や設定温度を自動で調整し、消し忘れアラートも用意されています。

Nature Remo Lapisのオートエコ機能画面
オートエコ機能でエアコンの節電をサポートします。
Nature Remo Lapisの消し忘れアラート設定画面
消し忘れアラートは、外出時や就寝前の安心感につながります。

温度・湿度センサーを活かした熱中症アラートやインフルエンザ注意ラベルもあり、単に「家電を操作する」だけでなく、暮らしの安全や健康管理にも踏み込んでいるのがLapisらしいところです。

Matter対応により、Appleホームへブリッジとして登録できる点も魅力です。Nature Remo nanoではMatter対応デバイス数が3台に限られていましたが、Lapisでは最大20台まで拡張されているため、日常利用では不足を感じにくくなっています。

Nature Remoシリーズ内で迷う場合は、価格とコンパクトさ重視ならNature Remo nano照度・人感センサーまで使った自動化を重視するならNature Remo 3も候補になります。

スマートホームのエコシステムという観点では、Philips Hueのような他社のスマートホーム製品と連携が可能です。

他社と比較すると連携できる製品群がやや少ないものの、スマートメーターと連携して電力使用量を可視化する「Nature Remo Eシリーズ」など、独自の展開も魅力です。

スクロールできます
項目\製品Nature Remo 3Nature Remo LapisNature Remo mini 2 PremiumNature Remo mini 2Nature Remo nano
製品画像
価格(税込)¥9,980¥7,980¥6,980¥6,480¥4,980
キャッチコピー#温度/湿度/人感/照度センサー #オートメーション自由自在#快適に節電 #温度/湿度センサー #Appleホームアプリで#温度センサー #広いお部屋に#温度センサー #エアコンのあるお部屋にセンサー無し #Matter対応 #初めてのスマートホーム
赤外線強度目安30畳程度30畳程度60畳程度30畳程度10畳程度
Matter対応
センサー: 温度
センサー: 湿度
センサー: 照度
センサー: 人感
オートメーション: GPS
オートメーション: 曜日・時間
オートメーション: 温度トリガー
オートメーション: 湿度トリガー
オートメーション: 照度トリガー
オートメーション: 人感トリガー
その他連携家電mornin’ plus / Qrio Lock / SESAME Bot 2 / SESAME 5/5 Pro / Philips Huemornin’ plus / Qrio Lock / SESAME Bot 2 / SESAME 5/5 Pro / Philips HueSESAME Bot 2 / SESAME 5/5 Pro / Philips HueSESAME Bot 2 / SESAME 5/5 Pro / Philips Hue
サーバー障害時のエアコン操作ON/OFF/運転モード選択ON/OFF/運転モード選択/温度・風量・風向調整
電源端子Micro USB Type-BUSB Type-CMicro USB Type-BMicro USB Type-BUSB Type-C
付属品電源アダプター・ケーブル一体型本体のみ (ケーブル別途必要)USBケーブルUSBケーブル本体のみ (ケーブル別途必要)
サイズ (mm)70 x 70 x 1857 x 69 x 2658 x 58 x 1658 x 58 x 1647 x 47 x 12.5
重さ (g)40g28g23g23g13g
出典:https://shop.nature.global/pages/compare-remo

Lapisはそのラインナップの中でも最も新しく発売されたモデルで、デザイン・Matter対応の充実さ・節電機能を重視する人に合う製品で、バランスが良くおすすめです。

Nature Remo nanoのコンパクトな本体
Nature Remo nanoは、つまんで持てるほど小さいMatter対応モデルです。
歴代Nature Remoを並べた様子
Nature Remo 3は、照度・人感センサーまで使える代表的なモデルです。

Nature Remoシリーズで迷う場合は、Matter対応のNature Remo nanoレビューに加えて、定番モデルのNature Remo 3レビューやデザイン性を重視したNature Remo Lapisレビューも比較材料になります。

eRemote 6|LinkJapan製品をまとめて使うなら便利

eRemote 6を設置した様子
eRemote 6は、HomeHubアプリでLinkJapan製品をまとめて扱える点が魅力です。
LinkJapan eRemote 6
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 温度・湿度センサーを使って空調管理を自動化しやすい
  • HomeHubアプリで複数の家電や対応デバイスをまとめて管理できる
  • 手のひらサイズで壁掛けにも対応し、設置場所を選びにくい
  • AlexaやSiriなどの音声操作と組み合わせて家電操作を減らせる
  • 朝の照明・カーテン・空調など暮らしのルーティンを整えやすい
デメリット
  • 本体上部のタッチ式ボタンは押した感覚が分かりづらい
  • 音声アシスタント連携はデバイスごとの初期設定が必要
  • スマートホーム機器が少ない家庭では機能を持て余す可能性がある

eRemote 6は、LinkJapanのスマートホーム環境を作りたい人に向いたスマートリモコンです。

これまで利用してきたスマートリモコンとeRemote 6
これまで使ってきたスマートリモコンと比べても、eRemote 6は設置しやすいサイズ感です。

レビューでは、専用アプリ「HomeHub」による初期設定がスムーズで、Bluetoothによる自動検出も分かりやすいと感じました。スマートホーム導入でつまずきがちな「最初の設定」が比較的進めやすいのは大きなメリットです。

HomeHubアプリでeRemote 6を選択する画面
アプリの案内に沿って製品を選び、設定を進められます。
HomeHubアプリのトップ画面
HomeHubアプリ上で、LinkJapan製品をまとめて管理できます。

温度センサーに加えて湿度センサーを内蔵しているため、寝室や子ども部屋の空調管理にも使いやすいです。実際の利用では、湿度が下がったら加湿器をオンにするなど、健康管理に近い自動化も試しています。

eRemote 6で温湿度を確認し寝室環境を整えるイメージ
温湿度を見ながら寝室環境を整えられるため、空調管理にも使いやすいです。

一方で、Appleホームアプリへの直接登録やMatter対応を重視する人には向きません。iPhoneユーザーはHomeLinkアプリ内でSiriショートカットを作る形になります。

つまり、eRemote 6は「スマートホーム共通規格で広げる」よりも、「LinkJapan製品をHomeHubで分かりやすくまとめる」方向の製品です。すでにLinkJapan製品を使っている人ほど、アプリをそろえられるメリットを感じやすいでしょう。

また、他のメーカーとの大きな違いは、LinkJapanは住設との連携が豊富なこと。エコキュートやふろ給湯器、インターホンなどとも連携します。

これらがスマートリモコンの家電操作に用いる「HomeLink」アプリで一元管理できるので、対応する住居の方や将来そこまで含めてスマートホーム化したい人には、おすすめの製品です。

LinkJapanのカーテンやカメラなどを組み合わせ、家全体をHomeHubで管理したい人には、eRemote 6の良さが出やすいです。

LinkJapan系の導入イメージは、eRemote 6レビューeCurtain 3レビュー、実際の環境をまとめたLinkJapan製品で構築したスマートホーム環境まとめで確認できます。

Aqara M3ハブ|Matter・Thread時代の本格派ハブ

Aqara M3ハブは紹介してきた中でも超多機能スマートリモコンです。
Aqara M3ハブ スマートリモコン(HM-G01E)
総合評価
( 4 )
メリット
  • Threadローカル通信で操作レスポンスが圧倒的に速い
  • Matterコントローラーで他社製品もAqaraアプリから一元管理
  • Apple Home・Alexa・Google Home・Home Assistantと幅広く連携
  • 自動化機能が非常に充実(条件分岐やハブクラスターにも対応)
  • 有線LAN・PoE対応で通信安定性が高い
デメリット
  • 初期設定でエラーが出やすくセットアップにやや時間がかかる
  • 日本語ローカライズが不完全(フォント・プリセットなど)
  • 価格が18,480円と他社スマートリモコンより高額

Aqara M3ハブは、スマートリモコンという名前ではありますが、実態としてはかなり本格的なスマートホームハブです。

Wi-Fi、Zigbee、Thread、Bluetooth、赤外線、有線LANまで対応し、Matterコントローラーとして他社のMatter対応デバイスもAqaraアプリからまとめて管理できます。赤外線家電だけでなく、センサーやスイッチを増やしていく前提の人に向いています。

実際に利用して特に印象的だったのは、Threadによるローカル通信のレスポンスです。クラウドを経由するスマートホーム操作にありがちな待ち時間が少なく、ボタンを押してから反応するまでのストレスがかなり小さいと感じました。

Aqara配下のデバイスはThreadによるローカル接続やハブクラスター機能を活かせます。

また、有線LANやPoE給電に対応している点も、他のスマートリモコンとは違うポイントです。Wi-Fiだけに頼らず設置できるため、戸建てや広めの住まいでスマートホームを安定運用したい人には魅力があります。

ただし、初期設定でエラーが出る場面があり、日本語ローカライズや赤外線プリセットは発展途上と感じる部分もあります。スマートホーム初心者が最初の1台として選ぶより、MatterやThreadを理解したうえで本格環境を作りたい人向けです。

smaliaスマートリモコン|初期設定しやすく、5GHz Wi-Fiにも対応

smaliaスマートリモコン本体
smaliaは、白い本体で壁や棚にも合わせやすいスマートリモコンです。
smaliaスマートリモコン(RS-WBRCH1)
総合評価
( 4 )
メリット
  • 5GHz帯にも対応しSSIDを意識しなくて良い
  • プリセットが優れている(国内利用家電を反映・リモコン画像まで掲載)
  • 音声アシスタント連携がしやすい
  • シーン機能もプリセットされていて利用イメージを掴みやすい
デメリット
  • アプリの動作がやや重たい
  • 機器連携のバリエーションが少ない

smaliaスマートリモコンは、スマートホームに不慣れな人でも導入しやすい製品です。

smaliaスマートリモコンの同梱品
本体・ACアダプター・USB給電ケーブル・説明書がそろっており、届いてすぐ設置しやすい構成です。

レビューで良かったのは、設定導線の分かりやすさです。国内で使われる家電を意識したプリセットが用意されており、リモコン画像まで掲載されるなど、初めてでも迷いにくい作りになっています。

多くのスマートリモコンは2.4GHz帯のWi-Fiのみ対応ですが、smaliaは5GHz帯にも対応しています。自宅のWi-Fi環境によっては、SSIDの切り替えを意識せず設定しやすい点がメリットです。

温度・湿度・照度センサーも搭載しているため、室内環境の見える化やシーン機能と組み合わせた自動化にも使えます。

アプリの動作がやや重い点や、Matter非対応である点は気になりますが、トラブル少なくスマートリモコンを始めたい人には合う選択肢です。

smaliaアプリからSiriショートカットを作成する画面
Siriショートカットもアプリから作成できます。
smaliaアプリで温度・湿度・照度のグラフを確認する画面
温度・湿度・照度のグラフをアプリ内で確認できます。

まとめ(機能比較表)

各製品の仕様と特徴を一覧表にまとめます。

スクロールできます
項目\製品名SwitchBot ハブ3Nature Remo LapiseRemote 6Aqara M3ハブsmalia
製品画像
おすすめ度★★★★★★★★★★★★★★☆★★★★☆★★★☆☆
センサー温度・湿度・人感温度・湿度温度・湿度
(外部センサー連携)
温度・湿度・照度
Matter対応
エコシステム
特徴拡張性No.1
物理ダイヤル搭載
デザイン性が高い
節電機能が充実
LinkJapan製品連携
HomeHubで一元管理
Matter/Thread対応
本格派ハブ
5GHz Wi-Fi対応
初心者向け
価格 ※参考:Amazon販売価格14,980円約7,730円約8,980円21,780円9,980円

用途別に選び方を整理すると、以下のようになります。

  • これからスマートホームを始めていきたい:SwitchBot ハブ3
  • デザインと節電機能を重視したい:Nature Remo Lapis
  • 将来的に住設連携も考慮したい:eRemote 6
  • Matter・Thread前提で本格的に組みたい:Aqara M3ハブ
  • 初めてでも分かりやすいものがいい:smaliaスマートリモコン
  • 安く・小さく・目立たせずに始めたい:Nature Remo nano、SwitchBot ハブミニ 木目調

スマートリモコンは、もはや「家電リモコンをスマホにまとめるだけ」の製品ではなくなっています。

まずは「リモコンを減らしたい」のか、「エアコンを自動化したい」のか、「家全体のスマートホーム基盤を作りたい」のかを決めると選びやすくなります。

迷った場合は、拡張性重視ならSwitchBot ハブ3、バランス重視ならNature Remo Lapisあたりから検討されるのがおすすめです。

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