「会費を払っているけれど、実際どれくらいお得なのか正直よく分からない」そう感じている方も多いのではないでしょうか。
Amazonプライムの通常会費は月額600円、または年額5,900円です。
年額を12か月で割ると月あたり約492円になり、月額を12回払う7,200円より1,300円安くなります。
1年以上続ける見込みなら年額、利用期間が短い場合や見直しの時期が近い場合は、月額のほうが調整しやすいでしょう。
ただし、Amazonが提供する動画、音楽、読書などのサービスすべてが、Prime会費に含まれているわけではありません。
まずは「会費に含まれるもの」「条件付き・対象限定のもの」「別料金・都度課金のもの」の3つに分けて考えることが大切です。
この記事では、会費と3つの区分の見方から、配送・動画・音楽・読書・写真・ゲームといった特典ごとの範囲、会費に含まれないサービスとの違い、会費の元を取れているかの計算方法、向いている人の見分け方まで順に解説します。
Amazonプライム会員の月額・年額比較
| 支払い方法 | 料金 | 12か月分 | 月あたりの目安 |
|---|---|---|---|
| 月額プラン | 600円/月 | 7,200円 | 600円 |
| 年額プラン | 5,900円/年 | 5,900円 | 約492円 |
Amazonプライムの会費と特典の全体像
ここでは、会費のしくみと、特典が「会費に含まれるもの」「条件付き」「別料金」のどれに当たるかを整理していきます。まずは金額の見方から確認しましょう。
月額600円・年額5,900円
年額は、12か月使い続けた場合の費用を抑えられるプランです。一方で、数か月だけ利用する人や、生活環境が変わる予定がある人は、月額のほうが見直しやすい場合があります。
金額だけを見ると、月額10か月分の6,000円で年額5,900円を上回ります。とはいえ、途中で利用しなくなる可能性もあるため、短期間の利用なら月額の調整しやすさもふまえて選びましょう。
比較するときは、月額と年額の差額だけでなく、配送、動画、音楽、読書、写真保存などを実際に使うかどうかもあわせて確認してください。使っていない特典を金額に置き換えて足しても、自分にとっての価値にはならないためです。
年額を月換算した約492円は、年額5,900円を12か月で割って比較しやすくした金額であり、毎月492円ずつ請求されるという意味ではありません。支払い方法と継続期間を混同せず、更新日までにどれくらい使うかを見込んで選びましょう。

実際にパソコンでのAmazonプライム会員情報を開くと、会員タイプに年間5,900円と表示され、次回の更新日も同じ画面で確認できました。会員プランを見るリンクや、支払い方法を変更する項目も表示されていました。
会費だけでなく、現在のプランと更新日を一緒に確認できるため、継続や支払い方法を見直す際には、まずこの画面を確認すると契約内容を整理できます。
Prime会費に含む(各サービス内の対象に限る)・条件付き・別料金の3区分
| 区分 | 主なサービス | 確認したい条件 |
|---|---|---|
| Prime会費に含む(各サービス内の対象に限る) | 対象商品の配送、対象のVideo作品、Music Prime、Prime Reading、写真保存、Prime Gaming | 対象商品・作品・書籍、利用端末、配布期間 |
| 条件付き・対象限定 | 会員限定セール、先行タイムセール、限定価格、ネットスーパー | 対象商品、地域、注文額、配送枠、キャンペーン条件 |
| 別料金・都度課金 | Music Unlimited、Kindle Unlimited、Audible、Videoレンタル・購入・PPV・追加サブスク・広告フリー | 契約状況、登録画面の料金、更新条件 |
「Prime対象」と表示されているものだけが会費の範囲内で使えるため、商品や作品、楽曲、書籍ごとの表示を確認する習慣をつけておきましょう。
この3区分は、同じサービスの中でも入り混じっています。たとえばPrime Videoでは、会費内で見られる対象作品と、別料金のレンタル作品が同じ画面に並んでいます。サービス名だけで判断せず、利用する直前の表示を必ず確認してください。
配送特典は利用頻度を把握しやすい
ここからは、特典ごとに「どこまでが会費に含まれるか」を見ていきます。まずは、日々の買い物とも直結する配送特典から確認しましょう。
対象商品の配送オプションを追加料金なしで使える
Amazon.co.jp が発送する対象商品であれば、通常配送、お急ぎ便、お届け日時指定便などの対象配送を追加料金なしで利用できます。日用品や消耗品を定期的に注文する人にとっては、価値を実感しやすい特典です。
ただし、すべての商品、すべての出品者、すべての地域、すべての配送方法が対象になるわけではありません。マーケットプレイスの商品や対象外の地域、特別な配送条件では、費用が発生する場合があります。
| 送料 | 該当する条件 | 注文前に見るところ |
|---|---|---|
| 無料になる場合 | Prime配送特典の対象商品/無料になる配送方法を選択/届け先・配送日時も対象 | 注文の最終画面に表示される送料 |
| かかる場合 | Prime配送特典の対象外商品/出品者・発送方法が対象外/地域や配送方法で追加料金 | 商品、出品者、配送方法、届け先 |
固定配送料で「何回なら元が取れる」と決めない
配送だけで会費の元が取れているかを判断したいときは、非会員だったら実際にいくら配送料がかかっていたかを注文ごとに確認しましょう。一律の配送料をすべての注文にかけ算して、「月1回頼めば必ず得」といった結論にはしないことが大切です。
同じ商品でも、注文額や出品者、配送先、選んだ配送方法によって費用は変わります。まとめ買いによって非会員でも送料がかからない注文まで、Primeで避けられた配送料として数えてしまわないようにしましょう。
配送の便利さには、送料だけでなく、受け取り日時を選びやすいことや、必要な日用品を早く受け取れることも含まれます。これらは無理に金額へ換算せず、「便利さ」として別に記録しておくと、会費の判断が大げさになりすぎません。
Primeマークのある商品の注文確定前画面を確認してみたところ、「お急ぎ」「まとめて配送」「日付指定」は無料と表示されていました。一方、時間帯付きの「最速」には200円の表示があり、同じ商品でも選ぶ配送方法によって料金が異なっていました。

今回の確認では、Prime対象商品でも、表示されるすべての配送方法が無料というわけではありませんでした。注文を確定する前に、希望する配送方法と送料をセットで確認することが大切です。
Prime VideoとAmazon Music Prime
続いて、多くの人が気になる動画と音楽の特典を見ていきます。「見放題」「聴き放題」というイメージと実際の範囲には、少し差があります。
Prime Videoは対象作品のみで広告が入る
Prime Videoでは、会員特典の対象になっている映画、ドラマ、アニメ、スポーツなどを、追加料金なしで視聴できます。ただし、すべての作品が見放題というわけではなく、レンタル、購入、PPV、追加サブスクリプションは別料金です。
日本では、番組や映画に制限付きで広告が表示されます。広告を外せるサービスもありますが、こちらは別登録が必要です。広告の有無や料金、対象条件は、登録画面で確認してください。
配信されている作品や配信期間は、時期によって変わります。特定の作品をずっと見られる前提で、年間の価値を計算しないようにしましょう。
動画を中心に会費の元が取れているかを見るなら、作品数ではなく、実際に視聴した月数や日数を記録しましょう。見たい作品が対象外でレンタルを追加した場合は、その料金をPrimeの価値に含めず、別の支出として分けてください。
Prime Videoをテレビで楽しみたいときの端末選びは、Fire TV Stickシリーズの比較記事で詳しく紹介しています。

Music Primeはシャッフル再生が中心
Amazon Music Primeでは、1億曲以上の楽曲を中心にシャッフル再生を楽しめます。自由に曲を選んで再生できる厳選プレイリストや、ポッドキャストも用意されています。
一方で、すべての曲を好きな順番で再生できるサービスではありません。曲の選び方や音質などにこだわりたい人は、別契約のAmazon Music Unlimitedが必要かどうかを比較してみましょう。
BGMやポッドキャストを中心に使う人と、特定のアルバムを順番どおりに聴きたい人とでは、同じMusic Primeでも満足度が変わってきます。自分の聴き方が、シャッフル中心という仕様に合っているかどうかが判断のポイントです。

Prime Videoでは、「プライム会員特典」と表示された作品の画面を確認しました。一方、ストアには「レンタルまたは購入可能」という案内や、価格付きの作品も表示されていました。同じPrime Video内でも、会員特典の対象作品と、購入・レンタルする作品を見分ける必要があります。
Amazon Musicのホーム画面には、「曲を選んで再生できる厳選プレイリスト」という区分が表示されていました。利用する前に、プレイリストに付いている再生方法の案内を確認できました。


Prime Reading・Amazon Photos・Prime Gaming
ここでは、読書や写真保存、ゲームに関する特典をまとめて紹介します。それぞれ対象や条件が細かく決まっているため、一つずつ確認していきましょう。
Prime Readingは対象本が随時入れ替わる
Prime Readingでは、随時入れ替わる1,000冊以上の本、マンガ、雑誌などを、追加料金なしで読むことができます。Kindle端末だけでなく、Kindleアプリを入れたスマートフォンやタブレット、パソコンでも利用できます。
すべてのKindle本が対象になるわけではありません。読みたい本が常に含まれているとも限らないため、対象のラインアップを見てから価値を判断しましょう。より多くの本を対象にしたいKindle Unlimitedは、別契約のサービスです。
冊数が多くても、読みたい本がなければ価値は高まりません。実際に読み終えた本や雑誌だけを記録し、途中で対象外になった本や、別途購入したKindle本はPrime Readingの利用実績と分けて考えましょう。
読書専用の端末を検討している場合は、Kindleシリーズの選び方もあわせて確認してください。Kindle本の読み上げやAudibleをAlexaで使う方法は、Alexaで本を朗読してもらう方法で紹介しています。


Amazon Photosは写真無制限・動画5GB
プライム会員は、フル解像度の写真を容量無制限で保存できます。ただし、動画の保存容量は5GBまでで、「写真も動画も無制限」というわけではありません。
スマートフォンの写真を継続的にバックアップする人にとっては価値の高い特典ですが、退会した後に容量を超えた場合の扱いは、見直す前に確認しておきましょう。なお、ファミリーフォルダと、Amazonプライムの家族会員も別の仕組みです。
写真保存を主な目的にする場合は、動画の容量が5GBを超えていないか、別のバックアップ先があるかもあわせて確認しましょう。大切な写真を1つのサービスだけに任せきりにせず、退会する前に必要なデータを取り出せる状態にしておくと安心です。
Prime Gamingは配布内容と期間が変わる
Prime Gamingでは、無料のPCゲーム、ゲーム内特典、Twitchチャンネルに関する特典などが案内されています。内容や配布期間、地域、連携するアカウントは変わっていくため、特定のゲームの販売価格を、いつも得られる価値として加算しないようにしましょう。

| サービス | 対象・容量 | 変動・制限 | 利用・確認事項 | 別契約・別機能 |
|---|---|---|---|---|
| Prime Reading | 1,000冊以上の本・マンガ・雑誌など | 対象本が随時入れ替わる | Kindle端末・アプリで利用 | Kindle Unlimited |
| Amazon Photos | 写真はフル解像度で容量無制限。動画は5GBまで | 退会後に容量超過となる場合がある | 見直し前にデータの扱いを確認 | ファミリーフォルダ |
| Prime Gaming | 無料PCゲームなど | 内容・配布期間・地域が変動 | アカウント連携と対象条件を確認し、受け取った特典を記録 | ゲーム内・Twitch関連特典など |
筆者が確認すると、Prime Readingの対象一覧から書籍の商品ページを開き「無料で読む(プライム特典)」というボタンが表示されていました。同じページには購入するための案内もあり、プライム特典で読む操作と、書籍を購入する操作を区別して確認できました。
Amazon Photosのストレージ画面では、写真は無制限、ビデオは5GBと表示されていました。写真と動画では保存容量の扱いが異なることを、実際の管理画面で確認できました。
ゲーム特典の案内では、Amazon Lunaの画面に「ゲームを入手」と表示されていました。今回は案内画面までの確認で、ゲームの受け取りやプレイ結果を検証したものではありません。



セール・限定価格・Amazonネットスーパー
ここからは、セールやポイント、ネットスーパーといった特典を取り上げます。金額の見え方に惑わされず、実際の節約額だけを見極める視点が大切です。
値引きとポイントは実績だけを数える
プライムデーなどの会員限定セールや先行タイムセール、対象商品の会員限定価格といった特典があります。ただし、開催日、対象商品、値引き幅、ポイントの条件はキャンペーンごとに変わります。
会費の元が取れているかの計算に入れるべきなのは、もともと買う予定だった商品の通常価格と、実際に購入した金額との差です。「安かったからつい追加で買った商品」や、最大還元されたときのポイントは、節約額に足さないほうが実態に近づきます。
セールをどう活用するか判断するときは、開催前に買う物と予算を決め、通常価格を記録しておきましょう。セール中の表示だけを見て値引き額を判断すると、価格の変動や予定外の購入によって、実際の節約額を見誤りやすくなります。
Amazon Prime Mastercardも、別途の申込みや審査、カード規約があるサービスです。Primeに加入すれば自動的に付いてくる特典としては数えないようにしましょう。
ネットスーパーは注文画面で最終料金を確認
Amazon Freshや提携スーパーは、地域、注文額、配送枠、会員の状態によって利用条件や配送料が異なります。「プライム会員なら常に配送料無料」とは限らないので、注意しておきましょう。
日常的に利用する場合は、それぞれの注文の最終画面で送料を記録し、Primeによって実際に避けられた費用だけを計算するようにしましょう。
| 項目 | 買う前・注文時に確認 | 購入後に記録 |
|---|---|---|
| 会員限定セール | 開催日、対象商品、値引き率 | 買う予定だった商品の実際の値引き額 |
| 会員限定価格 | 対象商品、割引が使える期間 | 通常価格と実際に払った金額の差 |
| ポイント | 対象商品、キャンペーン条件 | 実際に付いたポイント |
| ネットスーパー | 配送エリア、注文額、配送日時、Prime会員かどうか | 実際に支払った送料 |
Prime会費に含まれないサービス
Amazonの名前が付いているサービスでも、Primeとは別の契約になっているものがあります。登録ボタンを押す前に、料金と更新条件を確認してください。

Music Unlimited・Kindle Unlimited・Audible
Amazon Music Unlimitedは音楽の別契約、Kindle Unlimitedは電子書籍の別契約、Audibleは音声コンテンツを扱う別の会員サービスです。
Music PrimeやPrime Readingと名称や用途が近いため、まぎらわしく感じる方も多いでしょう。現在の契約一覧を確認し、同じ目的のサービスを重複して契約している場合は、実際にどちらを使っているかを見直しましょう。
無料体験やキャンペーンをきっかけに別サービスを始めた場合も、Prime会費とは別に更新が続いていくことがあります。Primeの会員情報だけでなく、デジタルサービスの登録状況も定期的に確認しておきましょう。
Prime Videoの別料金
Prime Videoの中でも、レンタル、購入、PPV、追加サブスクリプション、広告フリーは別料金です。
「Prime Videoアプリの中に表示される作品は、すべて会費内」と考えず、作品ページの料金表示を確認するようにしてください。
商品代・対象外送料・端末代
Amazonで購入する商品代、対象外の配送料、ネットスーパーの条件付き配送料は、Prime会費とは別にかかります。Kindle、Fire TV、Echo、Fireタブレットなどの端末代も、会費には含まれません。
端末を購入する場合は、Prime会費の元を取れているかの計算に端末の価格を含めず、「特典を使いやすくするための別の買い物」として考えましょう。
会費の元を取れているか計算する方法
「何回注文すれば得か」という考え方ではなく、自分の利用履歴から、年間でどれくらいの実感できる価値があるかを計算してみましょう。

| 数える項目 | 内容 | 画像内の計算例 |
|---|---|---|
| 送料の節約 | Primeの配送特典で払わずに済んだ送料 | 送料500円が無料なら500円 |
| 契約・購入費の節約 | Primeへ切り替えて払わなくなった費用 | 別の月額契約が不要なら月300円 |
| 買い物の値引き | 購入予定の商品が会員価格で安くなった分 | 2,000円の商品を1,800円で買えたら200円 |
実績式で計算する
この合計が、年額5,900円を超えるかどうかを確認します。月ごとに見たい場合は、年額を月換算した約492円、または自分が選んでいる月額600円と比較してみてください。
動画や音楽を「他社サービスならこの金額」と仮に置き換えるのではなく、Primeを使ったことで実際に解約できた契約や、買わずに済んだ作品・本だけを数えるようにしましょう。
計算は1か月分だけで結論を出さず、できれば3か月から12か月分の履歴で行いましょう。季節によって注文や動画視聴の頻度が変わる人は、年単位で見たほうが実態をつかみやすくなります。
利用タイプ別に判断する
| 利用タイプ | 確認すること |
|---|---|
| 配送中心 | 実際に避けられた送料が会費へ近づくか |
| 動画中心 | 対象作品を継続視聴し、別の有料契約を置き換えたか |
| 複合利用 | 配送・動画・読書・写真を少しずつ継続利用したか |
| セール中心 | 購入予定品で実際に得た値引きがあるか |
| 低利用 | 注文もコンテンツ利用も少なく、会費だけが続いていないか |
複数のタイプに当てはまる場合でも、それぞれの価値を重複して数えないことが重要です。同じ映画をPrime Videoで見たことで別の契約を解約できたなら、置き換えた費用は1回だけ計上しましょう。
使っていない特典と最大値は足さない
使っていないMusic PrimeやPrime Reading、受け取っていないGaming特典は0円として扱います。セールの最大ポイントや、予定外の購入による値引き、時短効果を自動的に金額へ足してしまうと、実感とかけ離れた数字になってしまいます。
便利さや時間の短縮も大切な要素ですが、金額とは別に「満足度」として5段階で記録しておくと、判断がしやすくなります。
筆者の会員情報画面には、プライム会員期間中にお得になった合計として36,532円が表示されていました。ただし、内訳には配送料や会員限定セールだけでなく、買い物やクレジットカードの利用で得たポイントも含まれていました。
配送料の表示額9,180円と、会員限定セールの表示額4,514円を足すと、13,694円になります。ただし、この小計も、実際に自分が節約できた年間額を確定したものではありません。
表示された合計額をそのままプライム会費と比べず、実際に避けられた送料、予定していた買い物の値引き、ほかの出費を置き換えた金額を分けて確認する必要があります。
Amazonプライムが向く人・不要な人
ここまでの内容をふまえて、実際に会費の価値を感じやすい人と、見直しを検討してもよい人の特徴を見ていきましょう。
向いている人
次のうち複数に当てはまる人は、会費の価値を感じやすいはずです。
- 対象商品を定期的に注文する
- Prime Videoの対象作品をよく見る
- Music PrimeやPrime Readingを補助的に使う
- Amazon Photosへ写真を保存する
- 購入予定品を会員限定セールで買う
- 複数の端末・特典を継続して使う
不要・見直し候補の人
Amazonでほとんど注文せず、対象のコンテンツも使わない人は、会費を払い続ける必要性が低い場合があります。
- Amazonでほとんど注文しない
- 対象コンテンツをほとんど使わない
- 配送はまとめ買いで足りている
- 動画・音楽は別サービスが中心
- 写真は別の保存先を使っている
- セールで予定外の買い物が増える
配送はまとめ買いで足りている、動画や音楽は別のサービスを中心に使っている、写真は別の保存先がある、セールでつい予定外の買い物が増えてしまう——こうした人も見直しの候補です。
「いつか使うかもしれない」で判断するのではなく、直近3〜12か月の履歴を基準に考えましょう。
1つの特典だけで会費に届かなくても、問題はありません。配送、動画、読書、写真といった複数の小さな利用を合計し、支払う金額と便利さの両方に納得できるかどうかで判断しましょう。
無料体験・Prime Student・家族会員
ここでは、無料体験の注意点と、Prime Student、家族会員という2つの特別な仕組みについてまとめて確認していきます。
無料体験は終了日と自動更新を確認
初めて対象になる方には、30日間の無料体験が案内されています。すべての人に必ず表示される、あるいは再び必ず使えるとは限らないため、申込画面をよく確認してください。
無料体験を始めたら、終了日をカレンダーに入れておき、会員情報で自動更新の設定を確認しましょう。配送だけでなく、Video、Music、Reading、Photosも実際に試して、継続するかどうかを判断する材料を集めておくと安心です。
無料期間だからといって、予定外の商品や別料金のサービスを増やしてしまうと、Prime自体の価値が分かりにくくなります。普段の生活で使う範囲を試しながら、終了する前に利用記録を振り返ってみることをおすすめします。

- 登録したら、会員情報画面で終了日と会費を確認してメモする
- 体験中は、使った特典・回数・節約額を記録する
- 終了日前に利用記録を振り返り、会費と比べる
- 継続する場合は料金を確認し、終了する場合は無料期間内に手続きする
Prime Studentは学生向けの別会費
Prime Studentは、対象になる学生向けに、年額2,950円または月額300円で案内されています。6か月間の体験もありますが、対象になる資格や体験の表示内容は、申込画面で確認しましょう。
対象になるのは、日本国内の大学、大学院、短期大学、専門学校、高等専門学校の学生で、高校生は対象外です。
通常のPrimeと比べるときは、料金だけでなく、学生としての資格や利用できる期間、必要な特典もあわせて確認してください。
家族会員は全特典を共有する仕組みではない
本会員は、同居する家族2名までを家族会員として登録できますが、Prime VideoとAmazon Music Primeは、家族会員の別アカウントへ共有することができません。
共有が案内されている特典の中心は、プライム配送特典、先行タイムセール、Amazonネットスーパーの利用です。
家族会員の招待や削除、購入情報の扱いは、それぞれ別の手続きになります。「家族全員がすべての特典を使える制度」と考えないことが大切です。
| 区分 | 契約する人 | 料金 | 利用・共有範囲 |
|---|---|---|---|
| 通常Prime | 本人 | 年額5,900円または月額600円 | 対象の配送・動画・音楽など。同居家族2名まで一部特典を共有可能 |
| Prime Student | 対象学生の本人 | 年額2,950円または月額300円 | 学生向けPrime特典。家族会員の招待は不可 |
| 家族会員 | 本会員から招待された同居家族 | 追加会費なし | 配送など一部特典。Prime Video・Music Primeは共有対象外 |
| 選択肢 | 料金 | 判断の目安 |
|---|---|---|
| 年額で継続 | 年額5,900円 | 1年を通して特典を使う予定/会費に見合う節約や便利さがある/1年分をまとめて払える |
| 月額へ変更 | 月額600円 | 短期間だけ使う予定/継続するか未定/月ごとの支払いで様子を見たい |
| 退会・見直し | 継続しない | 特典をあまり使わなかった/別サービスで足りる/会費ほどの価値を感じなかった |
スマートホームで特典を使い分ける
Amazonプライムは、サービス単体で考えるよりも、日々の生活場面に組み込んで考えると、利用頻度を把握しやすくなります。
- Echo:Music PrimeのBGM、買い物、Kindle本の読み上げ、別契約のAudible再生
- Fire TV:Prime Videoをリビングのテレビで視聴
- Kindle:Prime Readingの対象本を読書
- Fireタブレット:動画、読書、写真を1台で確認
- Amazon Photos:スマートフォン写真のバックアップや対応画面での表示
| 端末・サービス | 利用場面 | 使い方 | 料金上の注意 |
|---|---|---|---|
| Echo | 料理・片づけ中 | Music Primeで音楽を流す | Prime会費の対象範囲で利用 |
| Fire TV | リビングでくつろぐ | Prime Videoの対象作品を見る | 端末代と対象外作品は別料金 |
| Kindle | 寝る前・通勤中 | Prime Readingの対象本を読む | 端末代と対象外の本は別料金 |
| Fireタブレット | 好きな場所でひと息 | 動画も読書も1台で楽しむ | 端末代と対象外コンテンツは別料金 |
| Amazon Photos | お出かけのあと | スマートフォンの写真を保存・見返す | 写真保存はPrime会員向け特典 |
| Audible | 家事中・移動中 | 本の朗読を耳で楽しむ | Primeとは別契約 |
EchoやAlexaから音楽、動画、買い物、読書を使う例は、AmazonプライムとAlexaの活用記事で紹介しています。動画・読書・家族写真を1台でまとめて使う例は、Fire HD 10の実機レビューも参考にしてみてください。
端末を買っただけで、会費の元が取れるわけではありません。実際に使った特典とその頻度を記録し、重複している契約がないかも確認しましょう。
スマートホームで考えるときは、特典を「使える状態」と「実際に使っている状態」に分けて考えましょう。Echoを設置していても音楽を再生していない、Fire TVがあってもVideoを見ていない場合は、会費の元を取れた分として加えないようにします。
筆者も週末に子どもと車で出かけるときは、Echo Auto(エコーオート)でAmazon Music Primeを楽しんでいます。ただ、私が試したときは、好きなアーティストを指定しても「似たアーティスト」の再生になり、そのアーティストの曲だけを聴けませんでした。子どもの聴きたい音楽が流れず、不満を感じて困る場面もありました。
日曜日にはKindleで漫画を読んでいます。私が探した範囲では、Prime Readingで読みたい漫画は少なく、比較的昔の作品が目立ちました。そのため、漫画を読むためにKindle Unlimitedも追加契約しました。現在は、Prime会費とは別にKindle Unlimitedの料金も支払っています。

よくある質問とまとめ
ここでは、Amazonプライムの会費や特典についてよく寄せられる質問をまとめました。気になるものから確認してみてください。
Amazonプライムは、配送だけでなく動画、音楽、読書、写真、ゲーム、買い物特典をまとめて使えるサービスです。一方で、対象限定や別料金になっているものも多いため、「特典の数」ではなく、自分が実際に使った価値で判断することが重要です。
年額5,900円と比べるべきなのは、避けられた配送料、置き換えられた契約・購入費、購入予定品の実際の値引きです。直近の履歴を確認しながら、自分の暮らしに合う特典だけで会費に見合っているかを判断してみましょう。
まとめ
Amazonプライムの特典は、配送だけでなく動画、音楽、読書、写真保存、ゲーム、セールまで幅広く、その多くは「会費に含む」「条件付き」「別料金」のいずれかに分かれています。会費の元が取れているかどうかは、特典の数ではなく、実際に避けられた配送料や置き換えられた契約費、購入予定品で得た値引きを合計した実感値で判断できます。
無料体験を利用する場合は終了日と自動更新を必ず確認し、Prime StudentやAmazon Photos、Music Unlimitedなど名称の似た別契約サービスを混同しないようにしましょう。自分の利用履歴を3〜12か月ふり返り、暮らしの中でどれだけ使っているかを基準に、継続するか見直すかを判断してみてください。
