デスク周りやリビングの雰囲気を整えたい方にとって、見た目の美しいBluetoothスピーカーは気になる存在です。
今回紹介するのは、SONYのグラスサウンドスピーカー「LSPX-S3」です。
このスピーカーは、キャンドルのような外観で、PCスピーカーとは思えないほど美しい製品。
デスク周りやインテリアを綺麗に飾りたい方におすすめです。
この製品の特徴は、以下の通りです。
- 高域を再生する透明な有機ガラス管のツイーター
- 本体上部に中低域を再生する46mmウーファーを内蔵
- 底面に低音を増強するパッシブラジエーターを内蔵
- 32段階で調節可能なキャンドルライトのようなLED
- ハンズフリー通話や専用アプリ操作にも対応
筆者の北欧ナチュラルな部屋にもなじみやすい外観で、インテリアの一部として置きやすいスピーカーです。
この記事では、LSPX-S3を実際に使い、ステレオペアにした場合の音質やデザイン性、機能面までレビューします。

- キャンドルのような外観が美しい
- 有機ガラス管型ツイーターによるクリアな高音域
- ウーファーとパッシブラジエーターで中低音も楽しめる
- LDAC接続に対応
- 複数台接続に対応
- ステレオペア時はSBC接続になる
- イコライザー機能がない
本体の外観
グラスサウンドスピーカーの外観をみていきます。

上部はガラス管のツイーターとなっていて、ベース部分は亜鉛合金にマット塗装がされていて、落ち着いた印象。高級感もありますね。
背面は、操作ボタンと充電コネクタとなっています。
今作のLSPX-S3は、USB-Cとなっており、スマホの充電ケーブルの使い回しも可能。いまやUSB-Cのデバイスの方が多いので、これはありがたいです。

マイクも搭載しており、ボタンからハンズフリー通話機能も利用できます。
TEAMS会議で試してみましたが、音質も良く、相手の声もクリアに聞こえます。オンライン会議などテレワークで利用するにも良いスピーカーです。
LEDライトについてもみていきましょう。


特にガラス管のてっぺんに集光するのが本当に美しい。。最初にランプをつけた時は感動しました。

グラスサウンドスピーカーは、本体のボタン以外にも、スマホアプリ「Music Center」から操作が可能です。
特に「イルミネーション」の設定は、キャンドルモード(音楽と連動してゆらぐ)とライティングモード(調光可能)で切り替えられるので、ここで好みの雰囲気にしてみてください。


少し気になったのは、イコライザー設定がないことです。これはあると思っていました。
筆者がイメージしていたよりは、低音が強めな音質だったので、調節したかったところですが、このスピーカー側としてはないのでご注意ください。
グラスサウンドスピーカー レビュー
早速、グラスサウンドスピーカーを利用した感想・製品評価をしていきます。
音が透き通るように広がるのが素晴らしい!
グラスサウンドスピーカーは、無指向性の360度スピーカーとなっており、部屋のどの位置にいても同じ音場感を味わえます。
加えて、このスピーカーは、有機ガラス管の底を加振器で叩くことによって、円筒面全体を振動させるという構造になっています。
これが、筒状の有機ガラス管に伝わることによって、音が遠くに拡散するように響き渡る、独特の音場感が素晴らしいなと感じました。

引用:https://www.sony.jp/active-speaker/products/LSPX-S3/?s_pid=jp_/active-speaker/_special/_glass-sound_product04
また、この叩いて音を出す仕組みというのが、打楽器や弦楽器に似た音を出すことによって、生演奏のような臨場感のある楽曲視聴を楽しめます。
筆者はこのスピーカーでは、特にピアノの音色を聞くのが好きで、 上記の特性からか、普通のBluetoothスピーカーで聴くよりも、艶やかな音を楽しめます。
暗い部屋でキャンドルランプの灯火とともにジャズピアノを聴くと、雰囲気もぐっと高まります。
筆者は、PCスピーカーとして利用していますが、このような音が360度拡散していくといった特性から、部屋の中央付近に一つ置くというのが、より合った使い方かもしれません。

しかも、LDAC対応なので、Bluetoothスピーカーでもハイレゾ相当の音質を楽しめます。

このグラスサウンドスピーカーは独特な音場感を楽しめるため、将来的には360 Reality AudioやDolby Atmosのような立体音響技術への対応にも期待したいところです。
LSPX-S3では非対応なので、後継機に期待です。
低中音も思っていたよりしっかり出る
グラスサウンドスピーカーは、そのおしゃれな形状から、中高音域強めの軽いサウンドを想像していました。
しかし、実際に聞いてみたところ、結構中低音が強めのスピーカーとなっています。
特に、46mmウーファーが寄与している印象で、加振器で底から叩いて響かせるという構造も相まってか、バイオリンやウッドベースを聞く際に、うねるような独特の響きを味わえるのが印象的でした。

このため、映画でも迫力を伴って視聴することができます。
とはいうものの、ブーミーというわけでもなく、中音域において、ボーカルも息づかいまで含めてハッキリと聞こえるのが好印象。
このスピーカーでクラシックやジャズを聴くとすごく良いです。外観の雰囲気も含め、バイオリンの音色がよく伸びます。
キャンドルのような外観がインテリアの雰囲気を上げる
LSPX-S3は背面にタッチセンサーを搭載しており、ここで32段階の調節が可能です。
MAXの光量でも、ギラつくような明るさではなく、あくまでキャンドルライトのようなふんわりとした灯火になります。

後述する音楽と連動する機能も良いですが、LEDライト部分を個別に調光できるのが良いです。
スピーカーとして使わなくても、普通に雰囲気の良いキャンドル・ランタンとして利用できます。
ベース部分は亜鉛合金にマット塗装がされており、落ち着いたベージュ風な色。有機ガラス管も含めると、北欧ナチュラルなインテリアに特に合うデザインと感じます。
北欧ナチュラル風の部屋にもなじみやすく、置くだけで空間の印象を整えてくれます。

さらにこのLEDライトは、音楽連動モードが搭載で少し揺らぎキャンドルのようになるのも良いです。
これは楽曲の帯域を検知して調光の強弱が変わる構造に見受けられ、ろうそくの火のように光が音の振動に伝わって、揺らいで見えるのが雰囲気を増します。
ソニーは、LED電球スピーカーを利用した時も感じましたが、こういう音と照明で空間を演出する技術が素晴らしいです。
バッテリー内蔵&Bluetoothということもあり、配線も不要。
そういう意味では、ピュアオーディオのようなセッティング、配置を気にすることもなく、音と光で部屋の雰囲気をサクッと上げることができるので、気軽に便利に扱えるスピーカーとも言えます。
2台つなげてステレオ再生も可能

PCスピーカーとして利用する場合、2台買ってステレオ再生をおすすめします。
1台のみだと、モニターが正方向にあるのに対し、音の向きが片方のみのような感じになり、グラスサウンドスピーカー特有の音場の広がりを楽しみにくくなります。
ただし、ステレオペア再生にすると、より高音質で視聴のできる、LDAC(Bluetoothコーデック)での再生ができません。
SBCでの接続となるため、若干音質が落ちます。


これは、SBCのみとなっています。
また、ウーファーを内蔵していることから、ステレオペアともなると、低周波の振動がけっこう気になります。
という注意点もありますが、モニターで映画を見るときや、音楽でテンションを上げたい時には、迫力を伴って視聴できるのが良いです。
なにより、キャンドルライトの美しさと、繊細に伸びてくる高音域がよく、デスク作業に彩りを与えてくれます。
レビューまとめ
ソニーのグラスサウンドスピーカーは、キャンドルライトのようなLEDライトと、中高音域の伸びが素晴らしく、仕組み上クラシックやジャズのような弦楽器主体の楽曲をかけるのに最適な製品と言えます。
しかも、思っていたより低音域に迫力もあり、360度スピーカーならではの音場も広い。全体としてはフラット傾向で、万人におすすめできます。
筆者はステレオペア運用をしたくて2台購入しましたが、1台でも雰囲気は良く、LDAC接続もできるので、1台で十分に思います。
1台あるだけで、部屋の雰囲気を音と光でぐっと上げられるため、インテリア性も重視したい方におすすめです。