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F1観戦 現地の感動を自宅に再現。イマーシブな「光」に包まれるサラウンド・ライティング体験レポート |Philips Hue Play HDMI Sync Box(後編)

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前編では、シグニファイのスマート照明ブランド「Philips Hue」がF1の「メルセデス AMG ペトロナス F1 チーム」とのパートナーシップと、それにより提供する価値についてご紹介し、2026年のF1、3月の鈴鹿GPを前に、自宅で観戦に向けてHDMI Sync Box(以下Sync Box)の没入体験をしながら観戦の予習をしました。前回はデバイスのセッティングリストをご紹介しましたが、後編では、筆者宅のスマートホーム環境を例に、改めてSync Boxのご紹介と、リアルタイムの観戦体験や観戦後の休息についてレポートします。

Philips Hue×メルセデスAMG・ペトロナスF1チームが変えるファン体験

前編でもご紹介しましたが、Philips HueとメルセデスAMG・ペトロナスF1チームとのパートナーシップは、全世界でテレビで観戦するF1ファンの観戦体験のレベルを1段上げてくれます。ただのスマート照明ではなく、エンタメ専用デバイスがあるからこそ、光による没入体験「サラウンド・ライティング」でイマーシブな空間が出来上がります。

鈴鹿グランプリに向けて、筆者はSync Boxで気持ちを上げるレポートをお届けしましたが、今回はリアルタイム観戦と、観戦後の余韻まで、Philips Hueによる新しい照明の楽しみ方をお伝えします。

エンタメ専用デバイス「Sync Box」

Sync Boxの最大の魅力は、テレビとHDMIケーブルでつなぐことで、テレビの映像信号を解析し、連携したHueのカラーライト(最大10個)とミリ秒単位で同期させる「サラウンド・ライティング」にあり、一度味わうと「これなしでの観戦は物足りない」と感じさせるほどのインパクトがある没入体験を提供してくれます。

素晴らしい体験を演出させてくれる黒子のような黒いマットな質感のデバイスは、サイズは約18.2 cm x 9.9 cm x 2.3 cmで、テレビの下にも置けるサイズです。基本的にはアプリで操作しますが、前面右側にあるボタンでHDMIの切り替えも可能です。

裏側の一番右側は電源用のジャックです。5個あるHDMIポートのうち、1口はテレビからの入力で、他の4ポートで、異なる4種類のHDMI機器を接続できます。筆者宅では、FireTVスティック、PS5、ブルーレイディスクの3つをつないでいます。

筆者宅では、初代のSync Boxを使用していますが、2025年7月に後継機となる「Philips Hue Play HDMI Sync Box 8K」が発売されています。新製品は8K映像にも対応し、初代モデルよりも高速映像ソースを遅延なく照明にシンクロしてくれる進化が図られているようです。

SyncBoxをテレビにつないだら、アプリで「エンターテイメントエリア」を作成します。それぞれの照明デバイスが、テレビ画面のどの場所の色を再現するかの設定をするものです。照明デバイスの位置をx軸(横位置)、y軸(縦位置・高さ)を直感的に設定できます。以前は専用の「Hue Sync」アプリでの設定が必要でしたが、現在はHueアプリに機能が統合されているので設定も楽になりました。

なお、エンターテイメントエリアにセットアップできるデバイス(電球)は最大10個です。今後はデバイスの上限数が増加される予定とのこと(時期未定)。ちなみに、Philips Hueの電球のカラーは3種類あり、「ホワイトグラデーション」「ホワイト」では色の再現ができないので、SyncBoxに連携するのは「フルカラー」対応デバイスで構成する必要があるのでご注意ください。

目次

Philips Hueで揃えるサラウンド・ライティング環境

2017年に自宅をリノベーションした筆者は、その時から自宅の照明を全てHueで統一しており、ソファーに座って視界に入る照明はすべてカラー照明にしています。照明配置のポイントは、なるべく壁面を広く照らせるように配置し、視界に入る壁一面に光が拡張し、重なるようにすることです。

筆者宅では、以下のデバイスを写真のように配置しています。

  • Hue Bridge Pro (レビュー記事はこちら
  • Philips Hue Play HDMI シンクボックス
  • フルカラー電球1,100lm(レビュー記事はこちら
  • グラデーション ライトリボン
  • TVライトリボン 55~60インチ
  • Hue テーブルランプ
  • Hue フロアライト
  • Hue ライトチューブ
  • Hue Play ウォールウォッシャー(レビュー記事はこちら
  • Hue Festavia ボール型屋外ストリング ライト(レビュー記事はこちら

2枚目の写真はLDKのダイニングテーブル側に配置しているカラー電球です。屋外用のストリングライトをガーランドのようにつけてみました。ダイニングから見るときに奥行き感を感じられるような配置にしました。

以下、各照明デバイスについて簡単に解説していきます。

壁面を広く照らす「ライトリボン」

グラデーションライトリボン

壁面上部の間接照明は、現行品のグラデーションライトリボンをつけています。この製品はベースが2mで、1mの別売りのエクステンションを最大合計10mまで延長することができます。長さをジャストサイズにするために、必要な長さのところでハサミでカットできるようになっており、ベースキットにはエンドキャップが付属しています。

TV用ライトリボン

TV用ライトリボンも壁面に取り付けているライトリボン同様、チューブ型の間接照明デバイスでテレビの裏面に取り付けます。照明の拡張をきれいにするためにはなるべくテレビの縁に近い部分への取り付けが望ましいですが、テレビによって裏面の凹凸などの形状が異なるので、注意が必要です。ラインナップは55~60インチ用の1種類です。

ちなみに、エンタメ用途での照明デバイスですが、PCモニターなども専用のライトがありますが、画面とその周囲の明度差を減らすことで眼精疲労を軽減してくれる効果もあるそうです。

ウォールウォッシャー&テーブルランプ、フロアライト

そして、名脇役とでもいうべき演出照明が、ウォールウォッシャー、テーブルランプ、フロアライトです。これらは、壁面をなるべく広範囲に照らすために配置しています。

これらのデバイスの配置により、壁一面にスクリーンのように光が拡張できるようになります。

待ちに待った予選と決勝をサラウンドライティングで観戦

今年の鈴鹿グランプリは、3日間で過去最高の31万人が現地に訪れたそうです。筆者は残念ながら金曜のフリー走行のみの現地観戦でしたが、土曜日の予選と日曜日の決勝を、このイマーシブなサラウンドライティング環境で観戦するためには、十分テンションを上げるウォーミングアップとなりました。

前日の現地でのエンジン音をそのまま自宅で再現することは難しいですが、SONOSのサウンドバーが臨場感のあるエンジン音を響かせてくれます。

メルセデスの19歳の若手ドライバーのキミ・アントネッリは、日本グランプリの2週間前に行われた中国グランプリで優勝、ジョージ・ラッセルも2位フィニッシュで絶好調で望んだ鈴鹿。土曜日の予選の結果、アントネッリはトップ通過でポールポジション、ジョージ・ラッセルは2位スタートで決勝を迎えました。

F1中継の面白さのひとつは、ドライバー目線のカメラ映像が見れるところです。通常は「Signify」ロゴのところ、鈴鹿では「hue」ロゴがコクピットの両サイドに掲げられており、Hueユーザーとしてはテンションが上がりました。

結果は、アントネッリが2連続となる優勝を飾り、ラッセルは残念ながら4番手ですが、コンストラクターでは2位のフェラーリに45ポイント差をつけて首位を走っています。

決勝後に表彰台にのぼる3名の控室は部屋が真っ赤なので、こんな感じに。

優勝のキミ・アントネッリが表彰式に登場するシーンでは、画面下部のグリーンがきれいに照明でも表現されています。

背景の色が壁に拡張されています。

スマートスピーカーと連携して一声でシアターモードに転換

ここまでは、Philips Hueデバイスでのイマーシブ環境での観戦体験についてご紹介してきましたが、ここからは、少し便利な使い方をご紹介します。

速やかにサラウンド・ライティング環境にするために、アプリをいちいち開かずとも、スマートスピーカーとの連携(Amazon Echoであれば「定型アクション」で設定)で、音声でシーンを変えることができます。(過去の定型アクション記事はこちら

通常の照明はこういう状態ですが、Alexa(アレクサ)アプリでHueを連携することで、任意の指示コメントで一気にサラウンドライティングの環境にすることができます。筆者宅では「アレクサ、シアターモード」と声をかけると一声でサラウンドライティング環境になります。

定型アクションの作成手順

まず、Alexaアプリのメニューから「スキル・ゲーム」を選択し、「hue」で検索して「Philips Hue」のアプリとの連携をするために「有効にして使用する」をタップします。そうすると、Hueアプリのアカウント連携に紐づける動作に進みます。(※事前にHueのアカウント設定が必要です。)アカウントが正常にリンクされると、Hueアプリで管理しているデバイスやシーンなどがAlexaアプリに同期され、Alexaアプリから操作できるようになります。

続いて、「定型アクション」から、新しい定型アクションを作成します。今回は、「アレクサ、シアターモード」と呼びかけると、①Hue照明がすべて消え、②Sync Boxの電源がON、同期モードを「ゲーム」、HDMIを「FireTV」に選択し、③テレビの電源をスマートリモコンでONにする、という動作をするように設定しました。スマートカーテンをお持ちであれば、ここに「カーテンを閉める」というアクションを追加してもいいでしょう。

そうすると、このような動作になります。ちなみに、FireTVを読み込んでくれますが、再生番組までは定型アクションで指定できないので、再生したい動画やアプリはFireTVのリモコンなどで手動で設定する必要があります。

観戦後の休息も手元ひとつでスマートに

興奮冷めやらぬ観戦の振り返り後も、スマートに日常生活に戻すことができます。ひとつは、先ほどのAlexa定型アクションで、「シンク終了」と声をかけると、①Sync Boxが電源OFF、②テレビの電源をスマートリモコンでOFF、③リビングのHue照明を指定の色でON、といったことも可能です。

  • ナイトモードへの移行: 激しいリプレイ視聴が終わったら、Sync Boxをオフに
  • Hueシーン設定: 興奮した脳を鎮めるために、全てのHueを「リラックス」や「夜灯」のプリセット(暖色系の柔らかな光)に

それ以外でも、Philips Hueのアクセサリーでも簡単にシーンを変えることができます。モーションセンサーやディマースイッチなど、Philips Hueの照明をコントロールするためのアイテムがありますが、中でも便利なのが「ダイヤルスイッチ」です。

ダイヤルスイッチには4つのボタンがついていて、1~4までのボタンでどの照明をどう操作するかが設定できます。

筆者宅では、電球の数が多いので、第2ボタンと第4ボタンでは、いくつか間引いてコントロールするようにしています。動画で見る方がわかり易いので、以下の動画をご覧ください。

まとめ|スマート照明でONとOFFのメリハリを。最高の観戦体験とウェルネス照明が暮らしの質を変える

前編、後編に分けて、スマート照明を最大限活用したF1観戦についてご紹介してきました。ただ単にテレビやスマートフォン・タブレットなどで観戦するだけでなく、サラウンド・ライティングでイマーシブな環境を作ることで、観戦体験が劇的に変化することをご紹介してきました。

また、観戦前後の照明も私たちの生活に寄り添ってパーソナライズしてくれます。Philips Hueの昼光色から暖色まで調光・調色できる「ホワイトグラデーション」の照明は、朝起きた時から夜リラックスするときまでのサーカディアンリズムを整えることができます。筆者がPhilips Hueで気に入っている機能のひとつがこのウェルネス照明です。

Philips Hue公式サイトより

「メルセデス AMG ペトロナス F1 チーム」のドライバーも、世界を転戦し、時差との闘いをHueのサーカディアン照明で整えています。2026年3月現在、コンストラクターズで首位、ドライバー個人でもトップ1・2位を独走するメルセデスの成績は、このウェルネス照明の効果も寄与しているでしょう。

今回は、スマート照明の新しい楽しみ方についてご紹介しました。私たちの日々の健康管理(ウェルネス)とエンターテイメントと、日々の暮らしを豊かにしてくれるスマート照明、是非皆さんもトライしてみてください。

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