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セサミ6 Pro mini レビュー|格安ながら高機能!セサミフェイス2 Pro・リモート・ハブ3も併用し、玄関の出入りをもっと身軽に

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取り付け後の玄関ドア

玄関の前で鍵を探す時間を減らしたい。でも、ドアを工事してまで取り付けるのは気になる。最近は後付けで取り付けられるものが増えてきたが、もっと安く欲しい。

そんな人に注目してほしいのが、CANDY HOUSEの「セサミ6 Pro mini」です。

スマホで鍵を開け閉めできるだけでなく、幅35.5mmの細い本体に、手で回せるつまみも収まっています。

今回は6 Pro miniに、顔・手のひら認証ができるフェイス2 Proや、Amazon Alexa・Appleの「ホーム」アプリ連携するハブ3も組み合わせてみました。

今回それらすべてを購入して利用してみましたので、この記事では、取り付けと初期設定、スマホやApple Watchでの操作、セサミフェイス2 Proやハブ3との組み合わせを、写真と動画を交えてレビューします。

セサミ6 Pro mini
総合評価
( 4 )
メリット
  • 本体5,478円と圧倒的に安く、周辺機器も用途に合わせて追加できる
  • 幅35.5mmの細身の本体で、ドア枠の近くにも設置を検討しやすい
  • 別売フェイス2 Proと組み合わせると、触れずに解錠できて反応も良好
  • アプリ・Apple Watch・別売リモートから、状況に合う操作を選べる
デメリット
  • サムターンに合わせる金具は、ネジと小部品の調整にひと手間かかる
  • アプリの作りがやや簡素で設定の説明、細かい挙動やエラーが気になる
目次

外観と初期設定|セサミ5から何が変わった?

まずは、本体のサイズとドアへの取り付けを見ていきます。セサミ5と比べると、特に違いが分かりやすいのは横幅です。初めて使う人も、買い替える人も、設置場所に収まるかを先に確認すると選びやすくなります。

細身になった本体と、セサミ5との違い

6 Pro miniを手に取ると、縦長のすっきりした形が目を引きます。

正面は黒を基調とした控えめな見た目。アプリを使わず、室内から手で回して施錠・解錠することもできます。

幅35.5mmの細身の本体
幅35.5mmの細身の本体。もちろん下部のつまみで手動操作にも使えます。
過去のレビューで撮影したセサミ5の本体正面。幅57.0mmで丸いつまみを備える
セサミ5。幅57.0mmで、丸いつまみが目立つ外観です。

6 Pro miniは細長い本体につまみが収まる形です。サムターンのツマミの部分がシルバーになっていることによって、夜薄暗い自宅に帰ってきても、鍵を回す場所が目立ちやすいフォルムとなっていました。

本体と取り付け用の金属プレート
本体と取り付け用の金属プレート。

このあと解説する取り付け後も、本体がドアハンドルの上に細く収まり、周囲の金具を大きく覆いません。ドア枠と鍵の間隔が狭い玄関では、この横幅の小ささが効いてきます。

公式の仕様を、セサミ5・5 Pro、通常サイズのセサミ6 Proと比べました。6 Pro miniはセサミ5より幅が21.5mm狭い一方、縦の長さと重量は増えています。(すべての方向に小さく、軽くなった製品というわけではありません。)

スクロールできます
項目セサミ5セサミ5 Proセサミ6 Proセサミ6 Pro mini
本体価格(税込)4,378円5,478円※5,478円5,478円
縦×横(mm)92.7×57.0105.9×45.0105.9×45.0105.4×35.5
奥行き(つまみを含む)53.7mm56.5mm56.5mm52.1mm
重量(電池込み)140g186g186g171.4g
モーターブラシありブラシレスブラシレスブラシレス
電池寿命(メーカー公表)1年以上1年以上500日以上500日以上
開閉耐久性(メーカー公表)5万回以上100万回以上100万回以上100万回以上
表の仕様はCANDY HOUSEの公式比較表と5 Pro/6 Proの商品ページによるもの。

6 Pro miniの標準の電池はCR123Aが2本で、対応する3.7V充電池も使えます。

世代による進化と、miniならではの違いを整理すると、次の4点です。

セサミ6 Pro mini:前作との違い

  • 電池持ち:省電力化により、公式比較表では5/5 Proの「1年以上」から、6 Pro/6 Pro miniは「500日以上」へ。交換頻度を抑えられることが期待できます。
  • サイズの選択肢:5 Proと6 Proは寸法・重量が同じです。6 Pro miniは、その2機種より幅が9.5mm狭く、14.6g軽いモデル。5からは横幅とモーター、5 Proからはminiの細さと省電力化に注目すると選びやすくなります。
  • 角度の検知:5も磁力式の非接触センサーを搭載しています。6 Proシリーズは角度を読み取る頻度や判定処理を見直し、細かな動きの判定や複数回転する鍵への対応を改善。角度を読み取る頻度が毎秒1回から3回へ増えています。
  • 5 Proから引き継いだ特徴:ブラシレスモーターと、メーカーが公表する100万回以上の開閉耐久性は、5 Proから継承しています。

取り付けは両面テープで工事不要で簡単だが、サムターン合わせが若干手間な部分も

基本は、室内側の鍵のつまみを本体で挟み、ドアへ取り付ける方式です。この鍵のつまみを「サムターン」と呼びます。

鍵そのものを交換する工事は不要で、既存のサムターンをモーターで回して施錠・解錠します。

サムターンを挟む部分
サムターンを挟む部分。自宅のつまみに合わせて位置を調整します。
背面のプレートを鍵の位置に合わせているところ
背面のプレートを鍵の位置に合わせているところ。

取り付けるときは、サムターンを挟む部分の幅や高さを合わせます。先に本体を当てて、無理なくつまみを回せるか、ドア枠やハンドルに触れないかを見ておくと、貼り直しを減らせます。

実際に手間を感じたのは、サムターンを挟む金具の調整でした。ネジを外して小さな部品をいったん取り外し、鍵の形に合わせて位置を変えてから組み直す必要があります。

他社のように複数のアダプターから合うものを選んだり、ばねで幅を合わせたりするタイプに比べると、細かな部品を扱うひと手間がありました。

ネジ穴が多いぶん細かく位置を合わせられるのは良い点です。ただ、ドアに貼ればすぐ終わりという感覚ではなく、工事は不要でも、最初のサムターン合わせには少し時間が必要でした。小さなネジや部品をなくさないよう、机の上で調整してからドアへ取り付けると進めやすいです。

サムターン調整用の金具・黒い部品・ネジを取り外した状態
サムターンに合わせるため、金具や小さな部品、ネジをいったん取り外したところ。ネジ穴を選んで位置を調整します。

今回は金属プレートと背面の両面テープを使って取り付けました。

取り付け後の玄関ドア
取り付け後の玄関ドア。細い本体がハンドルの上に収まっています。

取り付け後は、ドアを開けた状態で施錠・解錠を試し、手動でもつまみが回ることを確かめましたが、問題なくサムターンの操作ができました。

アプリで本体を追加し、鍵の角度を登録する

セサミアプリへの登録・ログインは、メールアドレスを入力し、届いた認証コードで進める方式です。

よくあるログインパスワード方式のように専用のパスワードを新しく考えて覚えておく必要がないので、使い始めの負担が少なく感じられました。

本体の追加は、Bluetoothを有効にしてアプリの「+」から「新規デバイス」を選びます。近くのセサミが自動で見つかるので、表示された本体をタップして登録します。通常の初回登録では、本体のボタンを長押しして接続待ちにする手順がなく、アプリから進められるのが手軽です。

セサミアプリの追加メニュー
アプリの「+」から「新規デバイス」を選んで登録を始めます。
Bluetoothで見つかったセサミ6 Pro
近くの本体が見つかると、アプリに表示されます。画面上の名称は「セサミ6 Pro」です。

その後、本体を登録したあとには施錠位置と解錠位置を覚えさせる設定が必要です。

施錠・解錠の位置を手で回して登録する角度設定
手でつまみを回し、施錠と解錠それぞれの位置をアプリに覚えさせます。

角度の設定では、手でつまみを回して、施錠と解錠の位置をそれぞれ登録します。

ドアによって回転する向きや角度が違うので、図だけを見て同じ向きに合わせるより、手元の鍵が閉まる位置を基準にするようにしましょう。

設定後はアプリから動かし、表示と実際の状態が一致するかを見ます。

本体の初期設定後に、使いたい周辺機器を追加します。アプリと機器のソフトウェアも更新してから進めると、最新の案内に合わせて設定できます。

一方、画面内の説明は他社スマートロックであるSwitchBotロックやNature Lockなどと比べると全体にあっさりしていて、設定の意味や周辺機器とのつながりを、もう少し詳しく知りたい場面もありました。

基本操作がシンプルなのは魅力ですが、こうした製品が初めての人は、公式ヘルプも見ながら進めると分かりやすいかと思います。

セサミ6 Pro miniをレビュー|玄関で使い分けたい5つの操作

スマートロックの良さは、スマホで鍵を回せることだけではありません。手に何を持っているか、家の内側か外側かで、使いやすい操作は変わります。ここでは実際に撮影した操作と、周辺機器で広がる使い方をまとめます。

スマホとApple Watchからの操作、レスポンスが抜群に良い

セサミアプリには、施錠・解錠の状態が色と鍵の表示で示されます。操作画面の中央にある大きな鍵マークをタップすると、施錠と解錠を切り替えられます。

開けるため・閉めるために別の画面へ移動する必要がなく、操作する場所が分かりやすいと感じました。

手元で操作すると、ドア側の本体が動いてサムターンを回します。動画撮影してみましたので、本体がサムターンを回して施錠・解錠する様子を確認してみてください。

スマホのアプリから施錠・解錠。

スマホをすでに手に持っているときなら、鍵束を探して持ち替える動作を減らせます。帰宅時だけでなく、室内で施錠状態を見たいときにも使える操作です。

Apple Watchから操作する場面も撮影しました。手首の画面でセサミを選び、施錠・解錠を切り替えています。スマホをバッグに入れているときは、手首だけで操作できる選択肢があると、玄関前の動作を少なくできます。

ここで、セサミシリーズの大きな特徴は、「Always Connect」という仕組みによって、通常他社スマートロックでは操作までの時間がかかる「外出先からの遠隔操作時・AIアシスタント(Amazon Alexa等)のクラウド経由」からでも操作が早いことです。

Always Connect。(過去の公式発表を参照)常にBluetoothにてつながっているWi-Fiモジュールを経由し、さらに早くセサミにつながるという仕組み。今作も継承しています。

この操作レスポンスの良さは初代セサミスマートロックの時代から、セサミの大きなメリットの一つです。

扉の前で待たされる時間がほぼ無い。スマートロックという製品なので、それだけで買う価値はあるといっても過言ではないです。

フェイス2 Proで、顔・手のひら・指紋から選べる

この製品はセサミ6シリーズ本体とは別売ですが、ぜひセットで導入して欲しいほど良いと感じた製品なので、この段階でご紹介します。

それが、「セサミフェイス2 Pro」です。これは鍵を回す本体とは別の機器で、認証した結果をセサミへ伝えます。本体だけを買っても顔認証ができるわけではないので、購入時は組み合わせを確認したいところです。

上部の顔・手のひら認証部、中央の数字キー、下部の指紋センサー
上部の顔・手のひら認証部、中央の数字キー、下部の指紋センサー。
ドア外側に取り付けたフェイス2 Pro
ドア外側に取り付けたフェイス2 Pro。使う人の高さに合う位置を探します。

対応するのは、顔、手のひら静脈、指紋、ICカード、暗証番号の5方式。手のひら静脈は、手のひらの血管の特徴を使う認証です。

顔を向ける、手をかざす、指を置くなど、そのときに使いやすい方法を選べます。物理鍵やスマホを毎回取り出さずに済む使い方が広がります。

ICカード・指紋・暗証番号・顔・手のひら静脈の管理項目
フェイス2 Proでは、顔や手のひら静脈など、使いたい方法をアプリから登録できます。

顔と手のひら静脈は、アプリから別々に登録します。今回は両方を登録しました。

顔登録済み1/100の画面、顔認証の登録位置図
顔の登録画面。取り付けた状態で、画面の案内に沿って登録します。
手のひら静脈登録済み1/100、距離案内図
手のひら静脈も別に登録できます。画面には、手をかざす距離の目安が表示されます。

取り付け位置は、自分が自然に立ったときの顔や手の高さを考えると決めやすいです。

手のひら認証は、慣れるまでは反応にばらつきがありましたが、一度本体へ近づいて青いランプが点滅してから、若干離れて本体より少し上に手をかざすと反応しやすかったです。

この動きに慣れてからは反応がよく、手をかざしてから1秒もかからず解錠されるように感じました。

他社の類似製品を使っていた時は指紋認証をよく利用していましたが、この製品なら手のひらなら本体に触れる必要すらありません。さっと手をかざすだけで済むので、普段は手のひら認証を使うことが多くなりました。

本体に近づいてから手のひらをかざし、ハンドルを操作する様子。認証を待つ時間も含め、等速で掲載しています。

顔認証も、一度本体に近づいて青いランプが点滅するのを待ち、少し離れると反応しやすくなりました。そこから1-2秒待つと解錠される感覚で、レスポンスはなかなか良好です。ここで挙げた時間は、いずれも今回使ったときの体感です。

顔認証が特に便利だったのは、荷物で両手がふさがっているときです。スマホや鍵を取り出さず、手をかざす動作もしなくてよいので、そのまま玄関に入れます。

普段の手軽さでは手のひら認証を使うことが増えましたが、両手を使えない場面で助かるという点では、個人的には顔認証の良さを強く感じました。

顔認証による解錠を待ち、ハンドルへ手を伸ばす様子。右側の別の装置と鍵穴にはぼかしを入れています。

複数の認証方法がある良さは、一つの方法だけに頼らなくてよいですね。例えばマスク着用での顔認証には非対応であるため、マスクをしたまま帰宅する人は、手のひらや指紋も登録しておくと使い分けやすくなります。

室内のCANDY HOUSEリモートと、持ち歩けるリモートnano

「リモート」は、施錠・解錠をボタンで操作するための別売機器です。スマートロックというとアプリや音声操作を思い浮かべますが、家の中では、押せば動く専用ボタンが分かりやすい場面もあります。

スマホの充電場所や、アプリを開いているかに左右されず操作を選べます。

左上がリモートnano、右下がリモート
左上がリモートnano、右下がリモート。用途に合わせて選べます。
手のひらに収まるリモートnano
手のひらに収まるリモートnano。持ち歩いてボタンで操作できます。

室内に置いたリモートの解錠ボタンを押すと本体のつまみが回り、続いて施錠ボタンで戻る様子を撮影してみました。

室内のリモートで解錠・施錠。ボタンを押してからつまみが回るまでを続けて収録しています。

このリモートの良いことは「セサミ6 Pro miniのつまみに触れなくてもボタンで家族だれでも簡単に鍵を開け閉めできる」ことに真価があると感じました。

というのも、スマートロックは両面テープで設置しているので、本体のつまみを長期間常用していると、人間の捻る動作がファジーであることからか、本体が外れやすくなる傾向にあります。(あくまで長年利用した上での実体験ベースの話です。)

今作セサミ6Pro miniはコンパクトな製品であるためこの心配が比較的少ないのですが、リモートを内側にとりつけることによって、その心配もなくなる。気の利いた製品ですね。

また、小さな「リモートnano」は、持ち歩く使い方に向いています。公式仕様では電池込み11gで、手のひらに載せた写真からもサイズ感が伝わります。バッグや鍵と一緒に持ち、スマホの代わりにボタンを使いたい人には、候補になるアクセサリーです。

Bluetoothで見つかったリモートとリモートnanoの一覧
リモートとリモートnanoも、アプリの新規デバイスから見つけられます。

リモコンのような製品で、解錠・施錠の選択肢をたくさんもてる。これもセサミの便利な点ですね。

ハブ3でMatter対応。Appleホームにも接続できる

離れた場所から操作したいときや、ほかのスマートホーム機器と組み合わせたいときに追加するのが「ハブ3」です。セサミ本体と家のネットワークをつなぐ役割を担います。

給電したハブ3
給電したハブ3。離れた場所からの操作やMatter連携に使います。

ハブ3はUSB Type-Cで給電し、2.4GHzのWi-Fiへ接続します。電源アダプターなどは別に用意します。本体とハブの間はBluetoothで通信するので、玄関から離れすぎない場所に置きましょう。

公式では見通しのよい場所で10m以内を目安とされています。

Wi-Fi接続状態とMatter入口
ハブ3をWi-Fiへ接続すると、アプリでネット接続状態を確認できます。
ハブ3側のMatter入口と「セサミを追加…」、赤外線データ追加
ハブ3の設定にある「セサミを追加…」から、本体との接続を進めます。

設定は、ハブをWi-Fiにつなぐ、本体をハブへ追加する、連携したいサービスへ登録する、という順に分けると分かりやすくなります。Wi-Fiの登録が終わっただけでは、セサミ本体やAppleホームへの追加まで完了したことにはなりません。

ハブ3は「Matter(マター)」にも対応しています。異なるメーカーの機器を、Appleホームなどの共通のアプリから扱うための規格です。利用にはハブ3に加え、連携先に対応するMatter用のハブが必要です。

Apple Homeアクセサリ追加の確認
Appleの「ホーム」アプリで「ホームに追加」を選び、設定を進めます。
鍵1個をマイホームへ追加した完了画面
「ホーム」に鍵が追加されたところ。ここまで進むと、追加の完了を確認できます。

Appleホームへの追加が完了すると、セサミのタイルに施錠状態が表示されました。ほかの家電と同じアプリに鍵も並べることが可能なので、機器ごとのアプリを行き来する手間を減らせるのが魅力です。

ホームの廊下に表示されたセサミ6 Proの施錠済みタイル
追加後は「ホーム」アプリにセサミが表示され、施錠状態を確認できます。

Alexaについては、「セサミ」スキルを有効にしてアカウントを連携し、機器のセットアップを完了する流れも試しています。これはMatter経由の追加とは別の設定方法です。

CANDY HOUSEのセサミスキル、有効化ボタンと発話例
Alexaアプリでは「セサミ」スキルを有効にして、アカウントを連携します。
セサミアカウントが正常にリンクされた通知とデバイス検出への次ボタン
セサミアカウントの連携が完了したら、デバイスを検出して登録完了

ただし、今回の設定中にはAlexa・Appleホーム側でセサミは認識されているものの、操作はできないエラーもありました。

Alexaアプリのセサミ操作画面に表示された「エラーが発生しました」
Alexaアプリでセサミを操作した際のエラー画面。機器が表示されても、操作できない場面がありました。

公式にはヘルプセンターやメールサポートもありますので、何かあったらそちらに問い合わせが確実ですが、全体的にこの辺りアプリ(ソフトウェア)面の作り込みが、他社のスマートロックと比べるとやや劣る印象です。

セサミはスマートホーム製品が日本に流通した2018年頃から精力的にアップデートが行われているので、今後このあたりの改善・さらなる安定化にも期待したいです。

履歴と権限の共有で、使ったあとも確認できる

アプリには施錠・解錠の履歴が残ります。今回の履歴画面では、アプリからの操作だけでなく、手動操作やフェイス2 Pro、手のひら静脈による操作も区別されていました。

単に「開いた」という記録だけでなく、どの方法で操作したのかを振り返れるのが分かりやすい点です。

施錠・解錠の履歴
履歴では、施錠・解錠の時刻と操作方法を確認できます。手動操作や手のひら静脈による操作も区別して表示されます。

「さっき閉めたかな」と思ったときは、現在の鍵の状態と履歴を合わせて見ると状況をつかみやすくなります。ただ、履歴に残るのは鍵の操作です。

ドアそのものが開いているか閉じているかを知りたい場合は、別売のオープンセンサーなど、必要な機器を含めて考えることになります。

家族などにアプリから操作してもらう場合は、合鍵の共有も利用できます。アプリの「このセサミの鍵をシェア」からQRコードを表示し、相手のセサミアプリで読み取ってもらう方式です。相手のメールアドレスを入力して招待する手間がなく、その場でスマホ同士を使って渡せるのが手軽でした。

この機能によって、見守り用途やコワーキングスペース・民泊などでも使えるのが嬉しいポイントですね。

セサミのラインナップと、周辺機器の選び方

セサミ6 Pro miniは、必要な機能をあとから足せる製品です。最初からすべてをそろえるより、玄関で減らしたい手間を決めると、必要な機器が見えてきます。本体価格だけでなく、使いたい方法まで含めた合計で考えるのがポイントです。

たとえば、スマホやApple Watchで近くから操作するなら本体が出発点です。スマホを取り出さず認証したいならフェイス2 Pro、外出先からの操作やAppleホーム連携を使いたいならハブ3を加えます。用途と費用を表に整理しました。

スクロールできます
組み合わせできること・向いている使い方税込合計の目安
6 Pro mini本体近くからアプリで操作する5,478円
本体+フェイス2 Pro顔・手のひら・指紋・カード・暗証番号を使う13,156円
本体+ハブ3遠隔操作やMatter連携を使う8,206円
本体+フェイス2 Pro+ハブ3玄関での認証とスマートホーム連携を組み合わせる15,884円

セサミの真価は高機能・周辺機器も充実しているわりにとにかく格安であることです。かつてのセサミスマートロックからセサミmini、セサミ3とそれまでは3万円前後が相場だったスマートロック業界に価格破壊を起こし続けてきました。その上、レスポンスの良さなど、昔から性能面でも光る部分がありコスパが非常に良いです。

セサミ5からの買い替えでは、まず本体の寸法と設置場所を比較したいところです。いまの本体に不満がなければ、交換を急ぐ必要はありません。顔認証や遠隔操作が目的なら、対応する周辺機器を追加することで実現できるかも確認すると、余分な買い替えを減らせます。

公式の6 Pro mini、フェイス2 Pro、ハブ3では、対応条件や付属品も確認できますので、合わせてご参考まで。

まとめ|細い本体を起点に、自分に合う開け方を選べる

セサミ6 Pro miniは、普段は触れずに済む手のひら認証、荷物で両手がふさがっているときは顔認証と、玄関での状況に合わせて使い分けられる点が気に入りました。

顔や手のひらで解錠したい人にはフェイス2 Pro、Appleホームや遠隔操作を使いたい人にはハブ3経由。取り付け寸法と必要な機器を確認し、自宅の玄関に合わせて設定することで、毎日の出入りに合う使い方を選べます。

最後にこの製品をおすすめできる人としにくい人をまとめます。

おすすめしにくい人
  • 初めてスマートロックを使う方・この手の製品が苦手な方(他社製品の方がアプリや説明書の解説が丁寧でエラーが少ないものがある)
  • 他の製品を含めて統合的なスマートホームを実現したい方
おすすめできる人
  • スマートロックをとにかく安く買いたい方
  • 動作のレスポンスを求める方
  • ドア枠に近い鍵へ、細身のスマートロックを取り付けたい人
  • スマホ・時計・認証端末・ボタンから操作方法を複数選びたい人

以上です!安くて手に入れやすいスマートロックとして、ぜひご検討されてみてください。

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